五城目町七夕まつり~きゃどっこまつり会場設営作業~青森~弘前~五所川原② |   ミズノ馬鹿一代

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秋田県五城目町の地域情報や議員活動、議会での内容、家族のことを発信しております。

前回からの続きです。

 

きゃどっこまつり(8月15日)が近づき、台風14号の進路が気になります台風

とんでもない動きをし西からこちらに向かってくる予報。
まさかね!

頼むよ!

 

さて前回の続きです。

翌日8日は、青森市から弘前市へ車ぶ~・・・(車)。ぶ~・・・(車)。ぶ~・・・(車)。

午前10時過ぎから、娘(高2)の用事で。

娘が用を足している二時間ほど。

カーラジオからは高校野球、秋田県代表の金足農業VS強豪、鹿児島実業の実況中継がラジオ。

金農が先制し、2点目3点目と加点♪吉田投手もイイみたい♪ラジオですが;
8回に一点返されるも、その裏にダメ押しともいえる4、5点目!

秋田県人として気持ちのいい完勝でしたね~野球ボール

素晴らしい~~~~!

 

用事が済んだ後は、これまた前々から一度行ってみたかった、田舎館村の田んぼアート田んぼ田んぼ田んぼ

ちょうど今が見ごろとの事!

弘前市のすぐ隣なので移動時間は車で15分ほどでしょうか!

第一会場である、お城のような田舎館村役場に到着すると、何台かの観光バスがおり、入場の行列が出来ていました。

どんなんだろう!

ようやく順番が来てエレベーターで4階へ(大人1人300円)

展望デッキに出てみると

 

初心者

初心者マーク

タママ二等兵のマーク

初心者マーク

わぉ~~~~~!凄い~~~!(この画像では全く伝わりませんが)

初心者マーク今さらながら、初めて見ました!面積1.5ヘクタール。

1953年に公開された名作「ローマの休日」

左側の田んぼには主演のグレゴリー・ペックとオードリー・ヘプバーンが2人乗りする「ベスパ」スクーターまで忠実に描かれていますね。

右側の田んぼにはローマの名所「真実の口」の前で抱き合う2人が描かれています。

6階の第2展望台に上がると見える角度が変わり

さらに凄い!

凄すぎる!これだもの、五城目辺りからもはるばる訪れる人が多い訳だ。

地上に降りると何が何だか、全く分かりませんよね。

いや~~凄かったです~!

4階の第一展望台までの料金が大人一人300円、6階の第二展望台まではさらに200円。多くは第一までか?(昨日の場合)

6月の田植えから10月の稲刈りまでの期間。見ごろは7月8月か?

一日〇〇〇人の有料入場者が来たとして×〇〇日=〇〇〇〇〇円の入場料収入。(1億円前後とのこと)
隣接地での物販。田んぼアートの第二会場である道の駅いなかだて「弥生の里」への誘導も図られており、その経済効果はかなりのものと感じました。

反面、

・村内にめぼしいお土産品がない

・宿泊施設がない

・大規模化し地元住民と距離が生じてしまった

など課題もあるようです。(五城目と共通点もありです。)

 

そして我らは、誘導通りに道の駅へ。(車で5分ほど)

目的の嶽キミをGET‼️

 

田舎館村:人口7,899人 世帯数2,742戸(7月末日現在) 面積22.35 km²は青森県で最も狭い

       平成30年度一般会計当初予算36億1500万円 うち自主財源31.4%

                   (五城目町52億1100万円 自主財源16.3%)

       主な産業は農業で水稲、りんご、野菜。

近年イチゴいちごいちごいちごイチゴイチゴ栽培に力を入れており8月にはいちごフェスタというものを開催しているようです。

参考にしたい事がたくさんありますね!

 

田舎館村をあとにして、夕方なのに秋田とは逆方向に向かいます。

次の目的地は、五所川原市。

この日が最終日の『立佞武多(たちねぷた)』見学。

これもまたお初です。

公式臨時駐車場である郊外大型ショッピングモール『エルム』に駐車し、シャトルバス(大人片道200円)で中心市街地まで乗車。(5分くらい)

そこから、駅前方向に向かい、大きな交差点付近に陣取りました。

 

20年ほど前、友人の結婚式で五所川原を訪れたことがある以外は何もかも初。

午後7時、運行スタート

五所川原の街は、人人人で埋め尽くされています。

なにこれ!こんなに大きいの~?

こいだばおがだでゃ~!(=これはあんまりだぜ)しゅんでぇ~!(=凄すぎ~!)

陣取った所の前を次々と『ねぷた』が通過!

様々な団体が参加しているんですね~!ガリガリ君ガリガリ君

威勢のいい佞武多囃子と掛け声『やってま~れ!やってま~れ!』

小さな子供からベテラン風の方まで、まさに老若男女が誇らしげにパレードの輪に!凄い熱気!

やってま~れ!やってま~れ!奥に見えるビルは地上7階建ての立佞武多の館

五所川原高校PTA

五高!=五所川原高校

立派な佞武多!

 

次も高校生。

ピタッと合った踊りは、五所川原農林高校の生徒達!

地元の盛り上げに高校生の若い力は欠かせませんね!

五農=五所川原農林の大きな立佞武多。

製作には生徒達も携わっているのでしょうか?

次々に通過する佞武多達。

 

それらを見送るように立っているのは、二台の大型立佞武多。

佞武多『纏(まとい)』(右)

昨年制作されたもので、過去の二度の大火から復興していく五所川原の不撓不屈の精神を火消しの勇壮な姿で表現した!とのこと。

高さは23m、重さ19tだそうです!

大型もう一台

左は今年つくられた『稽古照今・神武天皇、金の鵄を得る』という名前のもの。

大型立佞武多は3台あり、3年間運行。毎年一台が更新されていくのだそうです。

今年の主役(左)と昨年の主役(右)

神々しくもあります。

大正時代末期頃まで20m以上の高さの『ねぷた』があった。

その後、電気普及に伴い張り巡らされた電線により小型化が余儀なくされた。

有志が紆余曲折を経て平成8年、約一世紀ぶりに大型佞武多復活し、この時初めて『立佞武多』と命名。復活の場所は岩木川河川敷。

平成10年、行政が立佞武多の支援を決め、電線埋設等インフラ整備が急ピッチで進められた。

市民有志から始まった復活の動きに、行政がのり、今では全国に名の知れた一大行事になっている。(公式パンフレットより)

 

賑わいづくりのお手本のようなパターンです。

老若男女、もんじょ(夢中に)なってじゃわめぐ(血が騒ぐ)事が出来る行事って素晴らしいと思います。

残念ながら五城目町にはありません。

神社の祭典、先日行われた七夕まつり、私が実行委員長を務めさせていただいている『きゃどっこまつり』も、同日開催の『全町盆踊り大会』もそうです。楽しんでくれている人もいるのですが、冷めた意見もあります。

 

五所川原が復活させたように、五城目でも老若男女もんじょになれる事、出来ないかな~~!まだまだ可能性はあるはずだ!

3年ほど前、五所川原市のにぎわいづくり活動を考えている同世代の仲間達が五城目町を訪れた際、それぞれいろんな意見を話しながら交流したことがありました。

同じ『五』から始まる自治体。

そして、マークが

 

瓜二つな五所川原と五城目、情報交換しながら交流できないか?

 

 

※五城目町の正式な町章は

ですが。

 

あの時に出たアイデアを実現できないか!今一度調整してみたいと思います。まずは民間の交流から。

 

8月7~8日、2日間にわたり青森ねぶた、田舎館村田んぼアート、五所川原立佞武多を見物しながら五城目に当てはめ可能性を探った青森遠征となりました。