肝臓の働きを助け、疲労回復に役立つとされるアミノ酸の一種・タウリンが豊富。夏バテ予防にもつながり、この時季にぴったりです。 刺し身、酢の物、天ぷらなど料理法は幅広い。

 年中出回るものの、秋の産卵を控えて身が太る7月、8月に漁獲量が増えるようです。 岡山県内では、倉敷市下津井、岡山市東区宝伝地区などで水揚げが多い。とりわけ下津井産は、速い潮流にもまれて身が引き締まり、歯応えと甘みが格別ですよね。

 市場の量は例年の1.5倍で、スーパーなどでは、生ダコが100g当り200円~300円と例年並みのようです。


◇軟らかくする方法◇
 マダコは全身が筋肉の塊。 加熱する前び、一握りの塩をまぶし、ねじりこむようにもんで筋繊維を分解する。細かい泡が立って、ぬめりが取れたら水洗い。ゆでる場合はとろ火が良い。炭酸水を入れると軟らかくなりやすい。