たとえば。

こどもが朝になると「おなかが痛い」という。

そんなことが続くと

「行き渋り?」

「不登校の始まり?」と保護者は不安になります

 

お腹が痛いという現象は

同じでもそれが手段なのか原因なのかを考えてみる。

 

A お腹が痛いから学校へ行かない

B 学校へ行きたくないからお腹が痛い

 

学校へお休みの連絡したあとでも

 

◎「おなかが痛い」ならA

「おなかが痛いから」結果として「学校を休む」

 

◎ケロッとして元気になるならB

「学校へ行きたくない」が目的で

手段として「おなかが痛い」

 

実際はこんな単純なものではないけれど。

 

Bならば。さらに。

「学校へ行きたくない」は結果で

その原因は?となりますよね。

原因があるから結果がある。

 

でも原因の追究だけが必要かといえばそうでもない場合もある。

 

「学校へ行きたくない」という意思を示せることができるだけでもまだその子は頑張っている気がする。

 

手遅れにならないうちに。

周囲のおとなたちが安全な場所へ導いてほしい。