市内のマンションに住む友人から

「めちゃくちゃ気になることがあるねんけど。」

と連絡が来た。

「向かいの部屋の人、部屋の中で倒れてるかもしれん。ドアノブにヨーグルトがずっとかかったままやねん。」

「ええっ⁉️この暑いのに⁉️ヨーグルト、絶対もう食べられへんやん。」

「そやねん。私が思うに、前の人、コロナやと思う。友達が接触したらあかんから、ドアノブにかけたんやと思う。でも、ヨーグルトを取る前に力尽きたん違うかな?ずっとヨーグルト確認してんねんけど、もう3日たつねん。ヨーグルト気になる😱」

「いや、ヨーグルトより中の人やろ!後で、

ずっとヨーグルトがかかってたんですっ、気になってたのにって後悔するかもしれんやん」

友人は結局その事を管理人に伝えたのだが、

次の日、また友人から連絡があった。

「向かいの部屋の人、いつのまにか引越ししてたらしい😱あと、ヨーグルトはハンドソープで、

お向かいの上に越してきた方の挨拶の品物だったらしい。」

「全然ちがうやん‼️」

「ヨーグルトにしかみえへんかったもん💦体調不良だと聞いた職場の同僚がヨーグルトをドアノブに掛けたよお大事に🎶とわざわざ休みの中届けてくれました。しかし💦ドアを開ける体力も残っておらず・・・3日間も放置されて」

「単なる妄想やん!」

「石鹸をヨーグルトって思い込んだ所から物語は始まったよね。」

「物語じゃなくて妄想ね😑」

思い込みって怖いねーと話しながら、事件じゃなくて笑い話で良かったと思った私だ。