Hi な薬剤師の備忘録 -32ページ目

受動喫煙について考える

クチコミ番付参加中


クチコミ番付に参加したからということではないんですが、実は僕も数年前まで少しヘビーなスモーカーでした。
通常ピースライト1.5から2箱/日ってところでしょうか。

いいですか?
僕は「人に健康な生活を指導する薬剤師」です。

なのに、たとえばうちの女性薬剤師の先生は嫌煙家ですので、よくまぁ文句も言われてましたが、その度に「親から一度始めたことは最後までやれと教わった」とやら、「オマエが近づくな」とか好き勝手なことを言ってました。

ところが、2005年の11月、僕は羽田空港の飛行機内で心筋梗塞を起こしました。JALのみなさんをはじめ、搭乗者のみなさんや病院の皆さん、職場の皆さんに大変なご迷惑をおかけしました。
当時拝命していた日本薬剤師会の委員会にも心配や迷惑をかけたのです。何よりも家族にかけた心配は心痛めるものでした。

そして心筋梗塞という病気のあまりにも唐突で、そして苦しいという体験が僕を少しだけ変えました。
もう二度とあんな苦しい思いはしたくないし、まだやり残したことがたくさんあるから、心筋梗塞の大きな要因である煙草だけはやめようと思いました。
要するにぼくの禁煙は単なるいのち根性の汚さからはじまってます。
(・・。)ゞ

やめてみてはじめてわかりました。

先ず部屋が臭い(`Δ´)
その部屋から出てきた後の服が臭い!(`×´)
パチンコ屋の近くが臭い!( ̄へ  ̄ 凸
居酒屋が臭い!(-""-;)
喫煙者の車が臭い!(-_-メ
さっきタバコを吸った人の息が臭い!((o(-゛-;)
とにかく臭いんだよオマエラ!\(*`∧´)/
って感じです。

なるほど受動喫煙とはこういうことなんだと思いました。
これまで自分が感じないものだから、気ままに吸っていたあの美味しいたばこでしたが、煙草を嫌う人にたいしてこんなにも暴力的ないやがらせをしていたんだなと思います。
愕然としてすべての薬局施設内を全面禁煙にしたことは言うまでもありません。

人に迷惑をかけないように吸っているという人がいますよね。


本当に迷惑がかかっていないか
周りの人に確認して吸ってます?

少なくとも僕はしてなかった。
自分が気を使っていたと「思いこんでるだけ」だったんじゃないかと思っています。

健康がどうのこうのは、その人の人生なんだから勝手にしたらいいと思います。
一度始めたことは貫き通すのもいいと思いますよ。
ただ考えてみたら僕の親は「人が嫌がることはしないように」とも教えてくれました。
つまり「自分が決めたことは貫き通せ。ただしその事で他人さまにご迷惑をおかけするならいつでも考えを改めよ」というのが正解だったのかもしれません。

旭川薬剤師会の会館は、今現在禁煙ではありません。
北海道薬剤師会館もです。
ぼくはタバコを吸っていた頃から「ここは禁煙にすべきだと思う」と言ってきました。
薬剤師の職能が国民にどうこうとえらそうなことを言いながら、自分も他人も不健康にすると分かっている煙草をやめられない、、、いや個人的には吸ってもいいんですが、職能団体の象徴である会館さえ禁煙にできないし、禁煙の会館内にいるときくらい煙草を我慢できないなら、薬剤師なんか底が知れてると国民に思われても仕方ないです。

底が知れた組織への
世間からの注目度は
「底が知れてます」

自律心のない専門家は
理論武装が巧みな分始末に負えない。

(*´Д`)=з

実際のところ受動喫煙とか仰々しく言ったり、健康に関することをいろいろ並べ立てても無意味です。
喫煙者ってのはそんなこと先刻ご承知で吸ってますからね。

臭くて迷惑だ!ヾ(。`Д´。)ノ

でいいんだと思います。

体重を計り始める

ここに数値変化を追加していこうかと。


2008/07/16・・・104.2kg(夜)

この日は検査日だったから一応検査値も


 UA  6.4 mg/dl

GOT  62 IU/L

GPT  91 IU/L

CPK 193 IU/L

BG  117 mg/dl

TC  195 mg/dl

HDLC 39 mg/dl

TG  216 mg/dl


2008/08/17・・・計るの忘れた

2008/07/18・・・103.5kg(朝)

笑った!

何気にamebavisionみたら、こんなんありまして、大笑いしました。

いやー、おっかしー。



これだけです。


Σ(゚д゚;)

薬局のデータ

ホームページ上に薬局の情報を開示する動きになってるようなので、開示例に基づいてデータを調べさせたら、年間の「受付人数」と「医療機関数」がこんなになってました。


 年 /受付人数/医療機関数

2003 / 14161 / 64

2004 / 15798 / 73

2005 / 15989 / 93

2006 / 16885 / 90


この数字が他と比べてどうなのかは知らないけど、まぁ確かにいろんな病院からの処方せんが多くなったよなーとは思っていました。

病院から「この時間で調剤できますか?」って聞かれたり、休日に「お休み中申し訳ありません、患者を向かわせたいのですが」とか言ってくるとこもあるし、「どこでもこの薬がないって言われたのよー」といってうちに流れ着いた患者さんも多いし、、、。

もちろんうちだってなかったりするけど、市中の卸、はては札幌の卸にまで照会して薬を見つけたり、患者が急いでいるなど場合によってはそれをこちらから取りに行って患者宅まで届けにいくことだってあったりする。

在庫がなくてお届けしますといった患者宅が札幌だったことはこれまで3回あったし、インスリンを夕飯に間に合わせてと言われ、真冬の稚内にも行ったこともありまする。


ちなみに旭川と札幌は140kmくらい離れてます。

高速使っても1.5時間くらいはかかる。


旭川-稚内間は約250kmです。

時速250km出しても一時間かかるんだぜ!叫び


そこまでする必要の是非論は聞く耳持たないんだけど、これは患者に媚びてるんじゃなくて、薬剤師って言うブランドを守るためと思ってます。

だって、こうしてお届けしたり、薬を手配したりした人たちは例外なく感謝してくれますもん。



流灯会(灯篭流し)

灯篭流しに行ってきました。

お袋の見送りです。

うちの寺は旭川でも大きな方に入るので檀家もいっぱい。


灯篭1
奥に見えてるのはベルクラシック旭川


石狩川河畔、旭川のシンボル「旭橋」の下で読経の後に流される灯篭。


灯篭3

うちの寺の名



実は若いお坊さんが膝まで川に入って流してくれたりします。

年寄りはありがたいと思います。

その裏方でここに来れなかった檀家に代わり、現場にきた檀家たちで寺が頼まれた灯篭をリレー式に坊さんに渡すボランティア。

これが日本人のいいところ。


灯篭2
流れていく灯篭たち


日本人の心をそのまま表わすきれいな夏の風物詩ですよね。

おふくろもみんなと一緒に帰ったんだろう。

見えないから分からんけど。(*゚ー゚*)