薬局のデータ | Hi な薬剤師の備忘録

薬局のデータ

ホームページ上に薬局の情報を開示する動きになってるようなので、開示例に基づいてデータを調べさせたら、年間の「受付人数」と「医療機関数」がこんなになってました。


 年 /受付人数/医療機関数

2003 / 14161 / 64

2004 / 15798 / 73

2005 / 15989 / 93

2006 / 16885 / 90


この数字が他と比べてどうなのかは知らないけど、まぁ確かにいろんな病院からの処方せんが多くなったよなーとは思っていました。

病院から「この時間で調剤できますか?」って聞かれたり、休日に「お休み中申し訳ありません、患者を向かわせたいのですが」とか言ってくるとこもあるし、「どこでもこの薬がないって言われたのよー」といってうちに流れ着いた患者さんも多いし、、、。

もちろんうちだってなかったりするけど、市中の卸、はては札幌の卸にまで照会して薬を見つけたり、患者が急いでいるなど場合によってはそれをこちらから取りに行って患者宅まで届けにいくことだってあったりする。

在庫がなくてお届けしますといった患者宅が札幌だったことはこれまで3回あったし、インスリンを夕飯に間に合わせてと言われ、真冬の稚内にも行ったこともありまする。


ちなみに旭川と札幌は140kmくらい離れてます。

高速使っても1.5時間くらいはかかる。


旭川-稚内間は約250kmです。

時速250km出しても一時間かかるんだぜ!叫び


そこまでする必要の是非論は聞く耳持たないんだけど、これは患者に媚びてるんじゃなくて、薬剤師って言うブランドを守るためと思ってます。

だって、こうしてお届けしたり、薬を手配したりした人たちは例外なく感謝してくれますもん。