コーヒーブレイク    〔最強のふたり〕

 


  こんばんは。いつもご訪問いただきましてありがとうございます。

 

秋の夜長今夜はすっかり冷え込んできました。

 

ホットコーヒーも美味しい季節ですね。

 

今夜の休憩作品はつい最近のフランス映画を

 

取り上げてみました。

 

三年ほど前にこの作品を見たときに

 

””さすがのフランス精神だわ””と愉しませて頂きました。

 

2011年 フランス製作

監督  エリック・トレダノオリヴイエ・ナカシュ

 

キャスト

フイリップ  フランソワ・クリュゼ
ドリス    オマール・シー

 

フランスで大ヒットした作品で、ファーストシーン・・・・

 

黒人の若者の運転で、白人を乗せた車は夜のパリを暴走している。

 

 

流れるサウンドは、 Earth・Wind&Fireの  ♪September♪
    

 〔この曲ってラストベガス〕のラストのシーンでも使われていたような・・?

 

人の運 って誰に出会うか?で決まるようですね。

 

グッド・ウイル・ハンテイングのマット・デイモンとロビン・ウイリアムズ

 

また、小説家を見つけたらのロブ・ブラウン扮するジャマール少年と

 

ショーン・コネリー扮する小説家ウイリアムとの出会いのように・・

 

白人はフイリップ

 

大富豪だが、パラグライダーでの事故で脛骨を損傷し、首から下が動かない。

 

 

黒人の若者はドリス。異父弟、異父妹がゴロゴロいる複雑な家庭の

 

いわゆるニート。

 

二人の出会いはと申しますと

 

フイリップが介護人の募集をしたことで、それを知ったドリスが

 

面接に行く。

 

職に就く気はないが、給付期間が終了間際となった失業保険を

 

引き続き貰えるようにするため面接を受け、

 

不合格になったことを証明する書類にサインが欲しいだけだった・・のだが。

 

このスタートからが面白い。

 

どこが観客に受けたのか・??

 

まず、この二人のキャラ。とその関係がどう発展するか??という興味。

 

 

つまり介護人という概念はというと

 

とてもまじめでやさしそうで

 

杓子定規な理論を持ち、主人からすれば、いかにもかゆいところに手が届く

 

ような人物が良い介護人と思ってはいなかったか?

 

 

ところが会ったドリスは違った。

 

とても介護人には不向きの、多分デイスコダンスが好きで

 

女の子を口説くのが好きで上手で

 

チャランポランそうで etc・ etc

 

それでもフイリップは何故かドリスに興味を持ち、周囲の反対を押し切って

 

ドリスを採用した。

 

しかも住み込みでである。

 

一ヶ月間の試用期間を経て、ドリスは本採用となり

 

ある夜フイリップとドリスは

 

外食をし、事故の経緯や、亡くなった夫人の話などを聞かされるほど

 

信頼を得たのである。

 

 

やはりデイスコサウンドが好きでした。

 

フイリップはクラッシック派です。

 

雇用されてからまもなく、、豪勢な邸宅でフィリップはコンサートを

 

開きます。

 

          

 

ドリスはフリップをこれぽっちも障害者扱いしませんでした。

 

健常者の男同士として向き合ったのです。

 

本音とユーモアのある会話は何もかもが正反対の二人なのに

 

それは心地よかったようです。

 

 

利発なドリス独特の

 

行き届いた付き合いです。

 

 

フイリップは頑固で、表向きドリスには感謝などしてないようですが

 

些細なことにも機転が効き  安心して何でも任せられるドリスとの間に

 

奇妙な信頼関係が湧き上がってくる。最強の友情へとなっていきます。

 

このあたりから観客は非常に心地よくなってくるわけです。

 

ドリスの魅力は、例え今はニートみたいな状態であっても

 

自分にとても自信をもっていて、フイリップのような上流階級の人物の

 

前でも卑屈になることなく毅然としていて

 

自分の意見をしっかりと通しまた

 

かと言ってフイリップの心の奥まで見通して入り込んでいく。

 

富豪には富豪にしか出来ない豪勢な遊びがあって、ドリスは

 

フイリップを健常者のように扱ってどこへでも連れて行く。

 

 

 

フイリップはドリスの頭の良さを見抜いている。

 

だから、社会に羽ばたくように諭すのです。

 

ドリスはドリスで自分がいなくなった後に

 

フイリップが自分がいる今と同じように安心して生きていけるように・・・

 

彼が文通をしている女性とデイトさせるんですね・

 

ドリスが羽ばたこうとして、雇用した後任の介護人は面白くも無い

 

魅力の無いつまらん奴だったからです。

 

この作品は実話を元に作られたのですが

 

フイリップはその文通相手の女性と結婚し二人の子どもに恵まれたそう。

 

ドリスは会社を立ち上げ成功したそうで彼も三人の子どもに恵まれたそうです。

 

二人は今でも深い絆で結ばれているそうな。

 

この作品は感動!!ではなく 痛快!!です。

 

本当のやさしさを持つ人とはドリスのような青年なんだと

 

つくづく感じさせてくれ

 

障害者でも出会う介護人によっては生き生きと生活できるんだという

 

私たちにやって来る老後に希望を持たせてくれた。

 

この痛快さがこの作品の見事さである。

 

様ざまな登場人物たちも魅力的で愉しませてくれる。

 

介護する側、される側の両方にある苦しさ、辛さを克服したという

 

ヒューマンドラマはたくさんあったが、

 

こんなに明るく、おしゃれに描いた作品だから

 

フランスで大ヒットしたんでしょうね。

 

日本でも公開されたフランス映画としてはいままでで最高の興行成績

 

だったそうです。

 

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