己所不欲。勿施於人。
今日は、『論語』より引用させていただきました。
みなさんは読者さまのブログにお邪魔するとき、どんなことを基準にしていますか?
一番ベストな感想は・・・・
「あぁ、このブログ(文章)を読んでよかった。」
ではないでしょうか?
相手にとって意味のないブログはそれはそれでたまにはいいかもしれません。
ただ、この文章を読んでいただいているほとんどの方々が、「芸能人」などの有名人ではない、ということ。
まずこれを念頭に置いておいてください。
TVに露出の高い方々のブログは、
「この人はどんな人なんだろう?」
とブログに訪問する前から「関心」が先にあります。
しかし、一般的なブロガーさんであれば、一番最初から興味があるほうが僕は稀(まれ)だと思います。
自分に置き換えて考えてみるとわかりやすいと思います。
洋服やさんで、「この服がいいですよ。」と言われても、それが興味のないデザインや色ならばそれは眼中にも入らないことでしょう。
ましてやしつこく「あなたには似合うと思いますよ!」と言われれば煙たいだけで、二度とその店に行くことはないかもしれません。
自分が「ステキだ」「これはいい」と思っていても、人の感じ方は千差万別なんです。
それを踏まえたうえでブログを書かなければ「文章の押し売り」になってしまいます。
さて、タイトル。
己所不欲。勿施於人。(己の欲せざるところ、人に施すなかれ)
自分がいやだと思うことは、人にやってはならない という意味です。
これは逆も言えます。
自分がいいなと思うことは、どんどん真似しましょう (^^)
「学ぶ」 の語源は 「真似ぶ」 からきているという話もあります。(一説ですが)
自分が読んでみて気持ちのいい文章は、吸収し、自分に活かす。
それができたとき、ブログは少しずつ 「進化」 してゆくことと思います。
そして、自分が訪問してみて、「ちょっと・・・・」と思ったなら、何に関してそう感じたのかを分析してみてください。
わかりづらかったのか、言葉づかいがなんとなくひっかかったのか、考え方が同調できなかったのか。
そう考えれば、「人の集まるブログ」も「人の集まらないブログ」もすべてが教科書となります。
そんな視点であちこちの読者様を訪問してみると、すべてが「先生」だと思えます。
すると、「このブログが教えてくださった。」と感謝の気持ちを感じることができるでしょう。
そう思えば「誰かに想いを分けてあげることができるブログ」を書きたいと思えるはずです。
その気持ちが文章を優しく、丁寧にしてくれることと思います。
なぜなら、PCに向かって書いていても、その向こうにいるのは同じ「人」だから。
今日も読んでいただき、ありがとうございました。