深く考えず、ただ書きなぐったものだったので…
(うわ、やべー。黒化の原因はあたしが発見したんじゃないのにーって。笑)
言葉が足りない部分が多々ありましたので、今日は補足をさせて頂こうかと。
長くなりそうですが、お付き合いくださると嬉しいです。
【セダム 乙女心】錦玉園産 2015.3月撮影
暑いのに、長ったらしい文を読むの疲れますよねー。
せめて画像だけでもお楽しみください。
暑いのに、長ったらしい文を読むの疲れますよねー。
せめて画像だけでもお楽しみください。
まずは、「黒化」の説明から。
梅雨明けから夏にかけてのこの時期、
元気だった多肉の葉が少しずつ黒く変色し、腐ってもいないのに突然ポロポロと葉を落とし始め弱っていく症状を、
日本の多肉ブロガーは「黒化」と呼んでいます。
ブロガーが便宜上名付けた名で、正式な病名ではありません。
黒化の出方は、多肉の品種によって違うようです。
葉の付け根付近から黒くなったり、葉の中央付近に黒い点々が出たり…
我が家のサブリギダは、付け根が黒くなりました。
粉ののっている白系の多肉は被害に遭い難いとのことですが、
まったく被害に遭わないということではないようです。
昨日の使い回しで、すみまそん。
黒化の原因については、
これまで有名多肉ブロガーさん方が知恵を出し合い討論を重ねてきたのですが、
今現在では、「ハダニ」が原因ではないかって説が有力です。
これには賛否両論あるようですが、私はハダニ説を支持しています。
「多肉」「黒化」「ハダニ」で画像検索すると、
多肉の葉の黒化部分にいる、気色悪いハダニのドアップ画像がたくさん見られますので、
興味のある方は検索をかけてみてください。(虫が苦手な方は控えた方がいいかも…)
原因がハダニということになりますと、殺ダニ剤の散布が有効です。
(ハダニには専用薬しか効きません。オルトランやベニカXは効きませんよー)
梅雨明けから夏にかけてはハダニ大発生のシーズンです。
シーズン前からの殺ダニ剤の散布が予防に繋がります。
シーズン中はとくに念入りに散布すると良いと思います。
黒化の症状が出始めてしまってからでも遅くはありません。
気付いたら、なる早で殺ダニ剤を散布しましょう。
あまりにも進行してしまってる場合は手遅れですが、成長点が残っていればもしかしたら復活するかも…
殺ダニ剤については、こちらが詳しいです。
農薬は、面倒でもきちんと濃度を守って作ってください。
濃度が薄ければ効果が得られませんし、濃ければ薬害が出ます。
また、使用制限回数というものもありますので、守ってくださいね。
散布は、早朝か夕方以降の涼しい時間帯に行います。
高温時に散布しますと、薬害が出ます。
なお、一種類の殺ダニ剤ばかり使っているとダニに耐性がつきますので、数種類をローテーションで使うのが望ましいです。
ちなみに、
多肉の葉が黄色く透明になって、やがて黒くなってポロっと落ちる症状がありますが、
これを多肉ブロガーは「腐れ神」と呼んでいます。
「黒化」と「腐れ神」とは違います。
「腐れ神」は、
日本の夏の高温多湿で増殖した菌(またはウィルス)の仕業だと私は思ってるのですが、
もし違っていたらご指摘ください。(あまり難しいこと言われても理解できないので、お手柔らかにお願いします。笑)
これは、この時期特有の自然現象みたいなもんだと私は理解しています。
風通しを良くして管理すれば、被害は若干軽減するように思います。
以上です。
もしまた新たな事実が発見されたら、その時は別のエントリーで補足しますね。