こんにちは。
あっぷる音楽教室とみお北教室の みき先生です![]()
奈良も穏やかな秋らしい日が増えてきました。
3月からの7ヶ月間、オンラインでレッスンをしていたリトミックのレッスンが
10月からはついに対面レッスンで復活。
グループの子どもたちの賑やかな声が戻ってきました![]()
ピアノの個人レッスンも、窓あけてヘッドホンレッスンをしつつ、半分の時間は窓を閉めてグランドピアノでのレッスンが復活しました。
マスクと手洗いとアルコール消毒、そしてソーシャルディスタンスに気をつけながらのレッスンを、奈良で感染拡大がない限り続ける予定です。
さてさて
今日は「音名」(おんめい)のお話。
ピアノのレッスンで、まずはじめに習う音名は、たいていの教室は
ドレミファソラシド
です。(ちなみにドレミはイタリア語ですよ
)
それでは次に習う音名は...?
私が幼い頃はドイツ音名を習いました。当時のピアノ指導の主流はドイツ音名。
ツェー、デー、エー、と唱っていました。あぁ、懐かしい。
それに並行して日本音名(ハニホヘトイロハ)も習いました。
「ハ長調」の「ハ」と言われて、あ〜なんか聞いたことある、と思われる方もおられると思います。
それは40年ほど前のお話。
時はすぎ、平成を通り越し、令和時代の今は何が一番適しているのか?
いろいろな考え方がありますが、私は
英語音名が一番適している
と考えています。
なぜなら、英語音名は、クラシックやポップス、ロック、ジャズ、ラテンなど、様々なジャンルに使用されているからです。
ドイツ音名、日本音名は、音楽の世界の中でも、ごく限られたクラシック音楽界でしか使用しないと考えて良いです。
クラシック以外でドイツ音名を使っているのを見たことはありません。
なので、ドイツ音名の勉強は、ピアノをより深く学びたい、と思ってから覚えるので十分だと考えています。
中学で英語音名を習いますので、その点からも英語音名で指導するべきだと考えます。
英語音名からコードの勉強をすることで、コード奏ができるようになります。
知ってる曲をなんとなくこんな風だよね、と弾くことができますし、曲の譜読みも格段に楽になります。
いつか、ギターを弾きたいと思った時や曲を作ってみたいと思った時など、コードを知っていると、ピアノ以外でも
音楽に触れる時にとても役に立つんです。
あっぷる音楽教室とみお北では、アルファベットを理解できる年中さんくらいから英語音名を導入し、
低学年の間に全調のメジャーコード、マイナーコードは弾けるように指導していきます。
ただピアノが弾けるようにするためだけのレッスンではなく、長い人生の間に音楽と様々なふれあい方ができるように。
そんな方針で指導をさせていただいています![]()