シチリアの精油工場見学記 3(柑橘系精油 生産地への旅〜シチリア〜その9 ) | 【香りのちから】子どもの頃は周りの期待に、おとなになったら子ども、そして親のお世話。あなた自身にもっと優しく。

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まこ先生です。

 

柑橘系精油 生産地への旅〜シチリア

 

🍋🍊柑橘系精油の生産工場見学 3つ目 は、

 

Diego Visalli工場
Via Pallica,50,89063 Melito di Salvo

 

 

イタリア本土


レッジョ ディ カラブリア から

 

海岸沿いに数十キロ南に行ったところです。

 

 

レッジョ ディ カラブリアが長靴のつま先

としたら

メリート ディ ポルト サルヴォは

足の親指の指の腹あたりです(肉球までは行けへん…)

 

いつものマイクロバスで移動し、

到着すると

 

目の前には

 

「みかん箱」の山

 

しばらく待っていると、

 

 

イケメン二人

そして、渋いイケメンも。

 

会社の社長(右から2人目)

その弟(中央)さん

そしてその左隣が親父さん。

 

今年は

柑橘類の裏年(?)

例年より寒く、収穫量が少ないので

今日は工場は稼働していないそうなのです。

 

あんなにあるのにね〜

と、

 

工場の外のみかん箱の山を思ったのですが、

私の想像とは

規模がはるかに違うのですね。

 

 

 

それでも

もちろん イケメン 社長さんが

案内してくれました。

 

ベルガモット、収穫してすぐに加工せず

2〜3日適度な温度があるところに置いておくそうです。

 

「ソフトリィ」になってから、それからね

 

 

 

 

ビックリしたのは

 

この三つ、

 

ゴツゴツで でかい(大)

しなやかな表面しなやかなで小ぶりな(小)

中くらいの大きさ(中)

 

どれが、ベルガモットでしょうか?

 

 

 

正解は

どれもベルガモット

 

品種が違うのだそうです。

大=カスタニャロ 大きいが採油量が少ない

小=フェンミネーロ 小さくデリケート

その二つを交配したのが 中くらいの=ファンタスティック 採油量も多い

 

 

それぞれ皮を削って香りを嗅がせてくれました。

微妙に香りが違うかなぁ〜という感じ。

 

いつもなら、建物内のキリンの檻のようなこのゲートに
いっぱいの柑橘の実が入っていることでしょう
 
 
そこから、このコンベヤーで中2階に送られ
 
こちらで、回転しながら皮が削られる
 
 

 

皮が集められ 採油の工程へ

 

 

果実もジュースを作る工程へと

 

 

精油の副産物のジュースの生産もしている。

これまでの2社もそうだったが、

無駄にしないのが当たり前という感じだ。

 

レモンは精油とジュースが半々

マンダリンはジュース生産が多い

ベルガモットは最近はジュースも消費されるようになったが、

ここの会社ではoil(精油)を作っているそうだ。

 

先日食べたベルガモットの芳醇な香りが

話を聞くだけで

 

蘇る

 

これ↓

 

あ〜〜〜

 

 

 

さてさて

 

酢酸リナリルとリナロールは

精油成分としてよく登場する成分。

 

柑橘類oilは多く含有している。

この二つの成分の割合が大事なんだそうだ。

 

食品用oil(精油)では、

「ノットテイスティ」なリナロールより

「テイスティ」な、酢酸リナリルの割合を

多くするのだそうだ。

 

建屋の壁の外に  つながるプラント

 

 

ここでも、oil(精油)とジュースを取った後の

残渣は

ペクチン用や飼料用に回っていくそうだ。

 

春のような 南の日光で

日向ぼっこをしていると

 

お茶でもどうでしょう?

 

 

事務所(?)に

招いてくれた。

壁飾り

 

 

パンフレット

 

 

コーヒーマシーンで

エスプレッソを入れてくれました

 

 

 

飴ちゃんや

 

アーモンドを使った こちらの名産のお菓子

ベルガモット風味で 美味しかった

 

 

 

事務机の上には 日本で言うところの仏手柑

 

いろんな質問に、英語で答えてくれていたけど

聞き取れない …やっぱり残念です

 

親子のファミリー企業のような小さな会社だと

彼らは言っていた、その通りだろう。

成分チェックは、アウトソーシングだと思う。

 

 

そういう会社で、

年間、6トンの精油を作っているそうだ。

 

 

製品は、農薬など外からの有害物質が混入していない

そして、原料自体の毒性がある成分は除去する。

 

クリアで高い安全基準。

 

これがまずあって、

 

そして、

各社が

納品先の求めるニュアンスに沿った質の高い香りに

原料物の割合や

製造過程の温度の調整などによって

作り上げる

 

技術、経験、歴史。

 

求める側も、造る側も。

 

我が国とは、すごぉぉぉく違うんだ

 

 

 

 

 

 

 

index

柑橘系精油 生産地への旅(シチリア)その1

柑橘系精油 生産地への旅(シチリア)その2

柑橘系精油 生産地への旅(シチリア)その3(精油の)化学分析最先端の研究所

柑橘系精油 生産地への旅(シチリア)その4 シーフードと柑橘類づくしの食事

シチリアの精油工場見学記1(柑橘系精油 生産地への旅~シチリア~その5)

フォルマッジョを買ってみる(柑橘系精油 生産地への旅~シチリア~その6)

フォルマッジョを買ってみる その2(柑橘系精油 生産地への旅~シチリア~その7)

シチリアの精油工場見学記2(柑橘系精油 生産地への旅~シチリア~その8)

シチリアの精油工場見学記3(柑橘系精油 生産地への旅~シチリア~その9)

シーフードと柑橘類づくしの食事2(柑橘系精油 生産地への旅~シチリア~その10)

コーヒー大好き!イタリアでこれ買った!(柑橘系精油 生産地への旅~シチリア~その11)

 

 

 

 

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