アレルギーって⑬(我が家の経過)
2007年3月19日。
ゆりの症状から、おかしいと思ってはいたけれど、
主治医の先生の言われた言葉からだったら、行くべきではないし、
私はどうしたらいいんだろうって迷っていたのが、
やっと、自分のものの見方・判断にチョット自信が持てた私は、
主治医のところへ、報告をしに行った。
「先生、あの、負荷テストで、結構症状がひどかったんです・・・」
「・・・そうですか(ちょっと憮然とした表情)、どういう症状?」
「最初、咳が出たんです」
「・・・それは違うと思いますよ、咳は」
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ガ━━(´・д・`|||●)━━ン
・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・
・・・・・
速攻、否定!!!! ヾ(;→㉨←)ノ あわわわ・・・
ど、どうしよう・・・・。
・・・内心私は焦った。 (;´艸`)ぁぁぁ ・・・
ヾ(〃>_<;〃)ノ イヤイヤ ・・・ここで、くじけちゃ駄目。(内心の声)
「・・・あ、あのお・・・。
・・・・その後、全身びっしりとブツブツが出たんですが、とても機嫌が悪く、手に負えない状態でした。それから、足に、ミミズ腫れのような盛り上がった、血管が浮き出たような感じの線が何本も出て、これが、今でも、すごい痕になっています」
ここで、チョット先生の顔色が変わった。
「・・・で、その症状は何時間後から出たの?」
私は咳の出初めた時刻を答えた。
「3~4時間後位からです」
「・・・そのブツブツは翌朝はどうなっていたの」
「はい。翌朝には、足のミミズ腫れ以外は、ブツブツはすっかり消えて綺麗になっていました」
「・・・お母さん、それは蕁麻疹だ」
Σ( ̄ロ ̄lll) ガビーン !!!・・・・・今度は単なる蕁麻疹扱い!?
(私は蕁麻疹=軽いブツブツだと思っていた)
「じ、じんましん ですか・・・?」
唖然としている私に先生が更に説明をした。
「翌朝消えるのが特徴です。要は即時型です。完全除去をしましょう」
・・・・・・・・へ?
完全除去ォォォ???
即時型???
ブツブツは10時間後だけど?
「典型的でないけど、3~4時間経って出るのもあるからね」
と、先生が付け加えた。
う~ん、先生は3~4時間後にブツブツが出たと思い込んでおられる・・・
どうしよう・・・。訂正した方がいいよね、チャンと言わなきゃ・・。
でも、訂正したら、咳を症状として認めていない先生は、
「なんですって?だとしたら、遅発型だし、RASTクラス1なんだからどんどん食べさせなさい」
・・・とか、言われそう・・・
普通は除去しないで、食べられる方がいいって言うお母さんの方が多いんだと思う。
そりゃ、私にしてみたって同じなんだけど、負荷テストで懲り懲りしていた私は、
とにもかくにも、もう、ゆりに食べさせたくは無かった。
ゆりはまだ、1歳2ヶ月。
まだそんなに、いろんな食品に馴染んでいなしし、
食べる楽しみを奪うのはもっと大きくなって物の訳の解ってきたころのほうがキツイはず・・・。
切羽詰っていた私は、ゆりにもう、これ以上食べさせたくない一心で、
先生の勘違いをあえて否定しなかった。
決して、患者としていい事とは思わないが、私の訂正しなかった心の裏には、
今までの経緯より、先生の判断に対して、信頼より、
不信感の方が大きくなってしまっていたからのように思う。
じゃあ、どうして、
RASTがクラス1だから絶対出ないだの、
ブツブツがでても、来なくても良いだの、
病院内で大丈夫だったから、普通に食べさせろだの、
3日間のテストの後での報告もいらないだの、
・・・テストをする前から、決め付けて言ってたのは、 何だったの?一体。
先生は、その後、言い訳のように、
「データでは、RASTのクラスの低い人は、95%は出ないんですけどねえ」
なんて仰っておられた。
でも、うちはその残りわずかな5%なのかもしれないじゃない。
それが、単なる確率上、起こり得ないって、テストが終わるまで決め付けないで欲しかった・・・。
・・・何だかくやしい気がしていた。
そこへ、先生がこう付け加えた。
「そういう時は、病院にきたらよかったのに」
・・・
来るなっていったの、先生ですけど(‐”‐;)
まあ、もう、怒る気もしなかった。
そんなことより、とにかく、もうゆりを苦しませなくても済むという安堵感の方が大きかった。
ああ、良かった・・・除去の指示がもらえて・・・。
でも、食物アレルギーはそれで終わらなかった。 ハア・・・
この続きは、アレルギーって⑭にて