韓国ドラマ「捜査班長1958」

 

 

 

 

 

 

1958年、牛泥棒検挙率1位を誇る、京畿道ファンチョン市の田舎刑事パク・ヨンハン刑事(イ・ジェフン)はソウルのジョンナム警察署 捜査1班 に赴任してきました。

優しく、暖かい心の持ち主で、困っている人は他の警察官が見捨てても受け入れてしまう正義感の持ち主。

汚職にまみれた刑事たちの中で、ひときわ強い正義への信念を貫くヨンハンは孤立しますが、唯一、頼れるユ班長(チェ・ドクムン)と共に次第に自ら仲間を見つけていきます。

 

 

ジョンナム警察署捜査1班 刑事警察官キム・サンスン(イ・ドンフィ)は気が短く、上司に反抗的で、すぐに噛みつく事から「狂犬」と呼ばれて、誰とも親しくせずに、署内でくすぶっていました。

パク・ヨンハンは捜査1班を立て直す為にキム・サンスンと一緒に仲間を探し始めます。

 

街で力仕事をしていた怪力の持ち主チョ・ギョンファン(チェ・ウソン)、警察官志望なのに親の反対で諦めようとしていたエリート大学生ソ・ホジョン(ユン・ヒョンス)をスカウトしてジョンナム警察署 捜査1班に配属させました。
世の中の警察署と政界、財界の癒着や不正を許せないパク・ヨンハン刑事と同じ志を持った4人のジョンナム警察署 捜査1班は腐敗を暴くために進みだしました。

 

 

 

 

2024年放送  全10話

 

 

 

韓国題「수사반장 1958(捜査班長)」

日本題「捜査班長 1958」

英語題「Chief Detective 1958」

 

 

 

 

1971年から1989年まで18年間、880回も放送され、視聴率70%越えの「捜査班長」を元に、この「捜査班長1958」は伝説的ドラマ「捜査班長」の経験豊かな立派な刑事パク・ヨンハンではなく、まだ若く、捜査班長になる以前の話から始まるドラマだそうです。

 

「プリクエル(オリジナルの物語の前に起こる出来事に焦点を当てた)」と言うそうですけど。

 

 

 

1971年から1989年までのドラマ「捜査班長」の主人公パク・ヨンハン。

5人の警察官が事件を解決していくドラマだったそうです。

 

その「捜査班長」でパク・ヨンハンを演じたのが大御所俳優チェ・ブラム氏

 

 

 

この「捜査班長1958」ではチェ・ブラム氏が1話の初めに出ており、現代のソウルにお年寄りになって仲間を天に見送ったパク・ヨンハンとして孫の刑事ジュンソ(イ・ジェフン二役)に靴下と御餅を差し入れを届けるシーンから始まります。

 

 

そして最終回にも先に逝った仲間のお墓参りに行く往年のパク・ヨンハンとしてチェ・ブラム氏が特別出演していています。

 

 

若きパク・ヨンハンが活躍していた「捜査班長1958」から、現代になり、孫が刑事として慌ただしく事件を追っている様子を見ているパク・ヨンハン(チェ・ブラム)

 

 

ちゃんとオリジナルの「捜査班長」をリスペクトしていますね。

 

 

 

その役を受け次いで「捜査班長1958」が出来たそうです。

 

 

 

1958年、田舎からソウルに赴任し、個性的な3人とチームを組むことになったパク・ヨンハン刑事。

 

 

当時はまだ韓国は朝鮮戦争が終わった直後で、まだ人々の生活は安定していなくて、政財界と癒着している警察や、棚代としてお店から無理やりにお金を巻きあげる暴力団、アメリカ兵の暴力事件も頻発し、世の中は荒んでいました。

 

 

そんな1958年から1960年初めの頃を舞台にドラマは進みます。

 

血気盛んで、正義のためならどんな相手でも倒そうとするパク・ヨンハン刑事。

そして同じくパク・ヨンハン刑事についていく仲間たち。

 

 

まだスマホやネット環境も無く、伝達情報は遅れがち。

監視カメラも無く、目撃者を探すのにも一苦労。

 

 

昔は刑事は足で探せと言っておりましたけど、本当に歩き回って、聞きまわって、一つ、一つ、事件に近づいていきます。

 

 

DNA鑑定も無く、鑑識もいない、刑事の感と経験で進む捜査。

現代だったら簡単に解決する事件も中々進まない当時の警察。

 

 

政財界と癒着しきっている警察の上層部は、パク・ヨンハン達がやっと探し出した真実をもみ消してしまう現実。

 

 

 

今では簡単に分かる事も当時は分からないけど、犯人の方も知識が乏しいので殺人で使ったナイフとかを見せると簡単に認めちゃうんですよね。

 

現代だったら余計な知識があって犯人は「DNA鑑定しろ」、「弁護士が来るまで話さない」とかとか言ったりするんだろうな。

監視カメラを逃れて犯罪を起こしたりするだろうな。

 

 

 

そんな現代の犯罪を予言してそうな少年犯罪の回がありました。

 

両親を殺し、被害者のフリをして、いざとなると刑法とかの本で得た知識を出して、まだ少年院に行く年齢では無いとほくそ笑む少年。

 

そろそろ、少年犯罪でも知識を得て、刑法を逆手に取ろうとする事件が起こってきます。

 

 

最新機器とか、鑑識の精度とかで簡単に犯人を探し出せる現代でも新しい犯罪が出て来て大変かも。。

 

 

狂犬キム・サンスン役のイ・ドンフィはイ・ジェフンよりも年上だと思っていたら、なんと年下とは!!

 

 

ドラマの役ではパク・ヨンハンは27歳、キム・サンスンは25歳。

 

イ・ジェフン(1984年生まれ)39歳はまだ27歳役はいけるとして、、、

イ・ドンフィ(1985年生まれ)実年齢一つしか違わないけど。。。

 

 

 

怪力の持ち主青年チョ・ギョンファン役のチェ・ウソンは「九尾の狐とキケンな同居」でヘリの弟役をしてたな。。

「サイコだけど大丈夫」では看護師役だっけ?

あと最近観たドラマで意地悪な役をやっていたけど忘れたわ。

 

とにかく驚くほど体重を増やしましたね。。。

とっても大きな体になっていてびっくりしました。

 

体重を戻すのは大変だろうな。。。

 

 

 

 

エリート警察官のソ・ホジョン役のユン・ヒョンスは1999年生まれの25歳。

2021年の「ラケット少年団」で20代でありながら中学生役を演じておりました。

 

3年前よりやっぱり大人ぽくなってますね。髪型のせいでもあるけど。。


 

 

当時の街並みや、人々の洋服、空気感が1958年を良く表現していて、初めから面白く感じました。

 

アクションもあり、当然、モヤモヤもあるけど、パク・ヨンハン達が吹き飛ばしてくれる爽快感があり、ロマンスもあり、ユーモアもあり、最後は切ない感じもありの良いドラマでした。

 

 

どこまでも信じてついて来てくれる、のちのヨンハンの奥さんになる書店「ジョンナム書林」の店主イ・へジュ(ソ・ウンス)も控え目だけど、縁の下の力持ち的な役割を担う女性でした。

 

 

10話ってのも丁度良いのかも。


ちょい気になる点はヨンハンとへジュの長年の願いの子供を授かったけど、生まれたって報告は無いんですけど。

 

刑事になった孫が出ているから、当然、子供は生まれたはず。

男の子だったのか、女の子だったんか。何人いたのか?

 

 

孫の名字は何だっけ?それで分かるけど。再度、観直しますかね。。

 

 

他の3人は結婚したのかな?

それも気になるな。。

 

そしてキム・サンスンのお友達の子犬のスンナムはどうなった?

成犬になったのかな?