昨日(4月27日(日))、東京駅付近にまで行った用事は、

よみうり大手町ホールで行われた

『桂文珍大東京独演会 No.17』のため。

昨日から始まり、明日(4月29日(火))までの、

3日間あるそうです。

 

昨日は初日ですが、昼公演、夜公演とありますが、

行ったのは、昼公演の方。

最初の最初ですね。

 

文珍の落語は、何度か聞いたことがあるんですが、

古典落語もほどよく現代化されて、中々面白いです。

 

また、桂文珍の面白いところは、

落語に入るまでのマクラですね。

これが、時事ネタを盛り込みながら、

嫌味なく(いや、あるかな?)笑いを取っていくのが、

面白いです。

下手な人は、客イジリをして笑いを取ったりしますが、

そう言う事も無いですしね。

 

さて、この独演会は、リクエスト方式を銘打っていて、

当日会場に来た客のリクエストで演目を決めるという

中々ハードな公演なんですよね。

 

という事で、リクエストによって決められた演目は以下。

  • ざこ八(文珍)
  • デジタル難民(文珍)
  • 付き馬(桃月庵白酒)

中入り

  • 女道楽(内海英華)
  • 地獄八景亡者戯(文珍)
文珍以外の名前がありますが、
この日は、ゲストに桃月庵白酒が来ていました。

白酒も一席話しました。

 

あと、中入りの後に“女道楽”とあります。

これは、三味線を弾きながら漫談をするというような

演目で、内海英華という人がやります。

ご本人曰く、“女道楽”を銘打って演じている人は、

もうあまりいなくて、上方ではこの人だけっぽくて、

東京にも同じような事をしている人はいないとか。

知らんかった。

 

落語家というと、

日曜夕方のテレビ番組に出ている人たちが有名です。

この人の一部の人の落語を聞いたことがありますが、

必ずしも、面白く無いんですよねぇ。

知名度と、落語の実力は比例しないんですね。

 

いやぁ、笑わせてもらいました。

また、チャンスがあれば行きたいですね。