名探偵コナン 探偵たちの鎮魂歌

「名探偵コナン 探偵たちの鎮魂歌(レクイエム)」

映画10周年記念作品。今回の脚本は2002年の「ベイカー街(ストリート)の亡霊」(脚本は野沢尚)以来に古内一成以外の人で「アブデカ」などの脚本を手掛ける柏原寛司が担当。記念作品ということで出来るだけ多くのキャストが出演する話になっている。謎の男からの依頼を受けて横浜へやってきたコナンたちは蘭や少年探偵団を人質に取られ、12時間以内にある事件を解決しなければならなくなった。解決されない場合は人質の腕に仕掛けられたプラスチック爆弾が爆発する。コナンの正体までも知っているこの男は何なのか。果たしてコナンは無事に事件を解決し、蘭たちを助けることが出来るのか。

話に矛盾点が多くていまいち。登場人物を多くすることよりも作品自体をもっと良くすることに力を注ぐべきなのではないでしょうか。脚本家も得手不得手あるでしょうし、何も10周年を記念する作品で変えることはないと思う。

つまらないわけではないけれど、今までのと比べるとかなり見劣りするような気がします。厳しく言うなら駄作。今までの人気があるからお客さんは入るでしょうけどね。

Official HP
http://www.conan-movie.jp/