①では、人間の成長と老化のサイクルは、実は2000年前には分かっていた。しかも、2000年前の人と現代人の成長と老化のサイクルは同じだったというお話しでした。

 

<目次>

①2000年前の人は分かっていた!

②〇〇の老化は20代から始まっている

③〇〇低下を遅らせるには

④漢方で考える〇〇の老化

⑤漢方的思考で老化に備えよう

<②〇〇の老化は20代から始まっている!>

平成29年度「内閣府の高齢者の健康に関する調査結果」によると、

以前は問題なくできていたが最近特に難しいと感じる動作は

 

1位 「少し重いものを持ち上げたり、運んだりする」(25.3%)

2位 「立ったり座ったりする」(14.6%)

3位 「階段を1階上まで上る」(13.6%)

 

いずれも「足腰の弱り」が上位に来ました。

 

日本能率協会総合研究所の「高齢者未充足ニーズ調査2019年」よると、

(全国に居住する60歳から90歳までの高齢者を対象)

 

「何かに捕まらないと立ち上がりが大変」

「長い距離をあくることが億劫だと感じる」

 

といった困りごとは、高齢になる程発生頻度が高まり、その傾向と連動して「何か良い商品やサービスを利用することで解消・改善したい」の割合が高くなりました。

 

 

またある研究では、次のようなことも分かっています。

 

・50歳以降は、筋肉が1年間に1%ずつ萎縮する。

・太もも(大腿前筋)は、不活動により、2日で1%減少する(通常の1年分に相当)。

・入院などで2日間寝たきりの生活を送ると太ももの筋肉は1年分、2週間だと7年分減少する。

 

(健康ネット 貯筋運動プロジェクト 貯金のすすめ)

http://www.health-net.or.jp/tyousa/tyokin/susume.html

 

 

その一方で、加齢に伴い筋肉量が減少する「サルコペニア」が問題になっています。

 

サルコペニアとは、高齢になるに伴い、筋肉の量が減少していく現象です。

25歳から30歳頃から進行が始まり、生涯通じて進行しています。

 

主に不活動が原因と考えられていますが、そのメカニズムはまだ完全には判明していません。

 

頻繁につまずいたり立ち上がるときに手をつくようになると症状はかなり進んでいると考えられます。

 

特につまずきは、当人や周囲が注意力不足のせいだと思い込んでいることが多いため、筋力低下が原因と気づかない場合があり、注意が必要です。

(厚生労働省ホームページ:サルコペニア e-ヘルスネット より)

 

筋肉の老化は、20代から始まり、50代からは目に見えて衰えていくことが分かったと思います。

「七の倍数、八の倍数」の話にも一致しますね。

 

「ほうれい線」や「お尻の垂れ下がり」が気になり始めたときには、かなり進んでいるのかもしれませんね。

 

③に続く…