②では、ご自身が医学的にダイエットが必要な体なのか、おわかりいただけたと思います。

今回は、ダイエットを真剣に考えなければいけない理由を考えてみたいと思います。

 

<目次>

①太ってちゃいけないんですか(怒)

②肥満を正しく理解しよう

③ダイエットすることを真剣に考えよう

④漢方薬で本当に痩せられるのか

⑤まずは王道ダイエットからチャレンジしよう

⑥やせられない体質を見つけよう

 

<③ダイエットすることを真剣に考えよう>

②にも書きましたが、厚生労働省は次のように書いています。

 

“肥満は、糖尿病や脂質異常症・高血圧症・心血管疾患などの生活習慣病をはじめとして数多くの疾患のもととなるため、健康づくりにおいて肥満の予防・対策は重要な位置づけを持ちます。“

(厚生労働省 e-ヘルスネット 肥満と健康)

https://www.e-healthnet.mhlw.go.jp/information/food/e-02-001.html

 

つまり、肥満は「生活習慣病」のもとになるということですね。

 

平成28年のデータによると、

日本人の死亡者数の約6割が「生活習慣病」だというのです!

(参考:厚生労働省 広報誌「厚生労働」特集 考えてみよう私自身の健康生活)

https://www.mhlw.go.jp/houdou_kouhou/kouhou_shuppan/magazine/2018/03_01.html

 

《生活習慣病とは》

「食習慣、運動習慣、休養、喫煙、飲酒等の生活習慣が、その発症・進行に関与する疾患群」と定義されています。

 

ー具体的な範囲ー

○食習慣:インスリン非依存糖尿病、肥満、高脂血症(家族性のものを除く)、高尿酸血症、循環器病(先天性のものを除く)、大腸がん(家族性のものを除く)、歯周病等

○運動習慣:インスリン非依存糖尿病、肥満、高脂血症(家族性のものを除く)、高血圧症等

○喫煙:肺扁平上皮がん、循環器病(先天性のものを除く)、慢性気管支炎、肺気腫、歯周病等

○飲酒:アルコール性肝疾患等

(参考:厚生労働省e-ヘルスネット 生活習慣病とは?)

https://www.e-healthnet.mhlw.go.jp/information/metabolic/m-05-001.html

 

生活習慣病の中でも一番油断してはいけないものが「糖尿病」です。

 

《糖尿病とは》

糖尿病は、インスリンというホルモンの不足や作用低下が原因で、血糖値の上昇を抑える働きが低下してしまうため、高血糖が慢性的に続く病気です。

ー糖尿病の怖いところー

その1)毛細血管が壊れていく

全身の隅々に張り巡らされている毛細血管という極細の血管が、知らない間に壊れていくことです。しかも、一度壊れたら2度と治りません。

 

特に以下の三大合併症はダメージが大きいです。

○網膜症:目の網膜にダメージが生じ、進行すると失明する

○腎症:腎臓の毛細血管が壊れ、最後には人工透析が必要になる

○神経障害:神経が侵される

 例)運動神経障害:眼球をうまく動かせなくなりものが二重に見える

   知覚神経障害:不快な痛みに悩まされる

   自律神経障害:立ちくらみ、発汗異常、下痢や便秘、排尿異常、インポテンツ

その2)血管が動脈硬化を起こす

足先の血液循環が悪くなり、感染症を起こし、壊疽(組織が腐って死ぬ)する。

神経障害で痛みを感じにくいため壊疽が進行してしまい、切断に至ることも少なくない。

心臓や脳で生じると、心臓病や脳卒中を起こすこともある。

 

(参考:厚生労働省e-ヘルスネット 糖尿病、糖尿病性神経障害、糖尿病性腎症、糖尿病性網膜症)

https://www.e-healthnet.mhlw.go.jp/information/dictionary/metabolic/ym-048.html

https://www.e-healthnet.mhlw.go.jp/information/dictionary/metabolic/ym-037.html

https://www.e-healthnet.mhlw.go.jp/information/dictionary/metabolic/ym-038.html

https://www.e-healthnet.mhlw.go.jp/information/dictionary/metabolic/ym-061.html

 

ちょっと難しかったかもしれませんが、肥満を放置すると命に関わることもあるということにご納得いただけたしょうか?

 

ぜひ、真剣にダイエットしてください。

 

④に続く…