①では、肥満には「健康的な肥満」と「病的な肥満」があることを書きました。

今回は、「私は医学的にみて治療が必要な肥満なの?」ということを考えてみましょう!

 

<目次>

①太ってちゃいけないんですか(怒)

②肥満を正しく理解しよう

③ダイエットすることを真剣に考えよう

④漢方薬で本当に痩せられるのか

⑤まずは王道ダイエットからチャレンジしよう

⑥やせられない体質を見つけよう

 

<②肥満を正しく理解しよう>

厚生労働省のホームページに次のように書かれています。

 

“肥満は、糖尿病や脂質異常症・高血圧症・心血管疾患などの生活習慣病をはじめとして数多くの疾患のもととなるため、健康づくりにおいて肥満の予防・対策は重要な位置づけを持ちます。“

(厚生労働省 e-ヘルスネット 肥満と健康)

https://www.e-healthnet.mhlw.go.jp/information/food/e-02-001.html

 

なるほど、お役人も「肥満を考え直してください」と書いていますので、まずは肥満を正しく理解するところからはじめてみましよう!

 

ポイントは3つ

1.肥満度の判定:BMI

2.肥満のタイプ:内臓脂肪型と皮下脂肪型

3.メタボリックシンドローム

 

《1.肥満度の判定》

BMI(Body Mass Index)=[体重(kg)]÷[身長(m)2

標準:BMI=22.0(男女とも)

肥満:BMI≧25.0かつ脂肪組織に脂肪が過剰に蓄積した状態

(22.0は、統計上、肥満との関連が強い糖尿病、高血圧、脂質異常症(高脂血症)に最もかかりにくい数値)

ただし、BMIは身長と体重から単純に計算された値ですので、これだけでは筋肉質なのか脂肪過多なのか区別できません。

また、BMIは標準でも筋肉や骨と比べて脂肪が多い「隠れ肥満」が最近の若い女性に多く見られています。

《2.肥満のタイプ》

同じBMIでもどこに脂肪がついているかで健康への危険性は大きく異なってきます。

 

○内臓脂肪型肥満(リンゴ型肥満)

糖尿病、高血圧、脂質代謝異常などを発症する確率が高くなる

○皮下脂肪型肥満(洋ナシ型肥満)

下半身を中心に皮下脂肪が多く溜まっているもので、内臓脂肪型肥満のような病気はあまり見られない

《メタボリックシンドローム》

メタボリックシンドロームは、内臓脂肪型肥満(リンゴ型肥満)で高血糖・高血圧・脂質代謝異常のうち2つ以上を併発している状態です。

ー診断基準ー

○腹囲:≧85cm(男性)、≧90cm(女性)

かつ、以下のうち2つ以上当てはまる

○中性脂肪:≧150 かつ/またはHDL‹40

○血圧:収縮期血圧≧130かつ/または拡張期血圧≧85

○血糖:空腹時血糖≧110

(参考:厚生労働省 e-ヘルスネット 肥満と健康)

https://www.e-healthnet.mhlw.go.jp/information/food/e-02-001.html

いかがでしょう…

あなたの肥満は治療が必要なレベルの肥満ですか?

BMIが25以上の人で、健康診断を受けたことがない人はぜひ受けましょう!

健康診断でメタボと言われた人は、すぐにダイエットを始めましょう!

 

③へ続く…