慢性子宮内膜炎と細菌叢 | 鷺沼漢方☆エーケー有馬薬局☆若奥さんのブログ

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ちょうど1週間前の

8/24()8/25()

中医不妊症のオープン講座があり、

参加してきました‼︎


今年は4月にも

中医薬サミットというのがあり、

中国で現役で活躍されている

中医師の方々の公演を聴く

機会がありましたが、

これらの公演の復習にプラスして

日本で使える方剤で

どう活用していけばいいのか

というようなことも盛り込んで

教えていただけて

有意義でした。



今回は

足立病院不妊治療センター長

中山貴弘先生の

特別公演

「着床に関する興味深い症例から学ぶこと」

の中から

慢性子宮内膜炎について

の話題を紹介します。


子宮内腔は従来、

無菌と言われてきましたが

そうではなくて、

ラクトバチルス(乳酸桿菌)が常在菌で

妊娠の成立や維持に必要

であることがわかり、

マイクロバイオーム検査(EMMA)

では検体の子宮内膜から

細菌叢中のラクトバチルスの割合を、

感染性慢性子宮内膜検査(ALICE)

では慢性子宮内膜炎の原因となる

特定の細菌の検出と割合を

調べることができます。


妊娠率、妊娠継続率、生児出産率は

細菌叢中のラクトバチルスが

多い群(90%以上)と少ない群(90%以下)では

多い群でよいという研究が

発表されているとのこと。




子宮鏡検査で

子宮内腔の所見が正常でも

これらの検査で異常がわかることもあり、

必要に応じて

・抗生物質の内服

・子宮内を抗生物質入りの水で洗う

・ラクトフェリンの内服

・ラクトバチルス入りの膣剤

などを行うそうです。


(ラクトフェリンは母乳の成分ですが、

雑菌を増やさないように働きます)



子宮内膜のラクトバチルスは

膣からくるけれど、

膣の菌は肛門から感染するので

腸をきれいにしておかないと

いけないとのことです。


常在菌がラクトバチルスでなくても

要は善玉菌が多い環境で

悪玉菌が駆逐されていることが

大切で、

検査でビフィズス菌が多いという結果の方も妊娠されているケースもあったとのこと。


よい菌を定着させるには

普段の食事が大切‼︎

とのことでした。