昨年の3月3日…
息子は読み・書き・計算の能力、及び右半分の視野を失いました。人工心臓のポンプ内の血栓が脳に飛び、その塞栓による6センチ大の脳出血を起こしたのです。
…数年前、妻が拡張型心筋症になり、それが不治の病であることを知った息子は、
「僕、将来は心臓のお医者さんになって、お母さんの病気を治してあげる。」
と言いました。なんとも優しく、なんとも頼もしい、向学心旺盛な息子でした。
…しかし、今はもう言いません。12歳にもなれば、読み書きができなくなってしまった今の自分にとって、それが現実的であるか否かくらい、容易に判断がつきます。
しかし、息子は毎日頑張っています!今日も卒業文集を、心を込めながら、一字一字一生懸命書いていました。(字は間違いだらけですが。汗)
私たちは今後、息子がどのような道を選択するにせよ、誠心誠意、全力でサポートしていく所存です!皆さん、どうぞ宜しくお願い致します。
~皆さんにぜひ応援していただきたい方がいらっしゃいます。
私たちの大切な同志はるままさん は、ご主人を拡張型心筋症(DCM)で亡くされました。
毎日深い悲しみに打ちひしがれられながらも、これまでお一人で懸命にお子さんを育てられてきたはるままさんですが、実は先日、なんとご自身も難病でいらっしゃることが分かりました。チームの同志として、また、同じ親として、そのご胸中、察するに余りあります。皆さんも、どうかぜひ応援していただければ幸いです。
<はるままさんのプロフィール>
2010年10月、主人が拡張型心筋症で他界しました。
その後、環境の激変からか、難病である混合性結合組織病
を発症し、現在、プレドニンを服用し副作用とも闘っています。
幼い息子と2人、主人との思い出と共に、人生を歩んで行きます。
~はるままさん、どうか頑張ってください!