発達障害当事者のヘプバーンです
オードリー・ヘプバーンが大好きな
アラフィフです
発達障害の事を中心にブログを
書いています
(たまにコーデなど脱線記事あり)
どうぞ宜しくお願いします
(ブログタイトル変更しました)
私は広汎性発達障害(自閉症スペクトラム)
ですがADHDの特性も持ち合わせています
ADHDの特性と言えば
衝動性
多動性
不注意
の3つが挙げられますが私はこの中でも
衝動性の特性が強く出てるところが
あるなあと自覚しています
私の衝動性が今まで発揮されて来た
中でも特にその傾向が強かったのは
「転職」
に関してです
発達障害の人は転職が多い傾向が
あるかと思います
(と言っても発達障害の人みんながみんな
転職が多い訳ではありません)
それはなんと言っても自分の障害の特性に
合わないお仕事を選んでいることが一番の
理由だと思います
自分の発達障害に気づいていない場合は
もちろん自分の発達障害は分かっていても
発達障害の人の場合その人がやりたいお仕事と
向いてるお仕事は違うことの方が多いんです
よね…
またADHDの人は
新しいことに興味が映るのが
早いためお仕事に飽きやすい
傾向があるかと思います
求人を見て
「このお仕事面白そう」
とか思うと後先考えずに衝動的に転職して
しまう…
私はそういうところがありました
でも面白そうと飛びついたお仕事は結局
自分の特性には合っておらずしんどくなり
また辞めてしまう…
こういうことを私は繰り返して来ました
また特性から引き起こされる人間関係の
トラブルも発達障害の人の
転職理由で多いのではないでしょうか
あくまでも私の場合ですが私はお仕事だったり
人間関係で嫌なことがあるとそれを我慢する
ことが出来ません
ADHDの人はよく
待てない
と言いますがまさにそう
普通の人なら多少嫌なことがあっても
我慢が出来ると思うんです。
たとえ嫌なことがあったとしてもそれを
乗り越えれば良いこともあるじゃない
ですか
例えばそのお仕事でプロフェッショナルに
なれるとか。
でも私の場合その先の良いことまで
待てなくて
また人間関係で
「この人嫌」
って思うともう絶対に嫌という選択肢しか
なくて
好きか嫌いか。
イエスかノーか。
0か100かなんです
(白黒思考)
その人には良い部分もあるのにそこを
見てあげることが出来ずもうその嫌なことや
嫌な人がいる状況からとにかく逃れたくて
「次の職場は私に合うはず」
とか
「次の職場は良いことがあるはず」
と謎の変な根拠を持ってとにかく衝動的に
次から次へと転職を繰り返して来ました
「次の職場は絶対辞めない」
と決意して転職するのですがまた同じような
ことで結局辞めてしまうんですよね…
私はこの転職の多さは当然ADHDの
の衝動性のせいだと思って来ました。
もちろんそれも一つの理由だとは思います。
でもこの前ある新聞にこんなお話が載ってて。
ある方が職場の人間関係で悩み
「もう転職するしかないかも…」
と先輩に相談したそうです。
すると先輩がこう声を掛けてくれたそうで
「自分の可能性を開く転職なら賛成だ。
でも逃げる心による転職なら別の職場に
行っても悩みは根本的には解決しないよ」
私はその記事を読んで初めて気づきました
私が転職しても転職しても結局は同じことを
繰り返して来たのはその場の嫌なことや
嫌な人から逃げるための転職だったからだと
いうことに…
いい歳して今頃そんなことに気づくなんて
本当に自分が情けないけど…
「私にはもっと出来ることがあるはず」
とか
「今度の職場で私は力を発揮するんだ」
とか一応自分なりの転職の理由はあった
つもりでしたがそれは全部後付けであって
根っこには
「この嫌な状況から逃れたい」
という大きな理由があった。
自分を改善しようともせず障害のせい
ばかりにして来た。
結局目の前のことから逃げてばかりで
同じことを繰り返す理由にも気づいて
いなかったんです
あくまでも私の持論ですが私は発達障害の
人は苦手なことからは逃げても良いと思って
います。
発達障害の人は得意なことと苦手なことの
差が大きくそこが生きづらさにつながって
いるから。
逃げてもいい。
だけどお仕事で例えばミスをした場合
もう同じミスは繰り返さないようにと気を
つけたり対策を講じたりしますよね
逃げてもいいけど同じ失敗はやっぱり
繰り返してはいけなかったんです。
何故同じことを繰り返してしまうのか
私はちゃんと考えないといけなかった。
原因はどこにあるのか。
そこを考えないといけなかった。
自分が辞めれば済むことであって人には
迷惑をかけてないから大丈夫だと思ってた。
お仕事のミスを繰り返してるんじゃないから
大丈夫だと思ってた。
でも遠回しに考えれば退職をするというのは
やはり大なり小なり誰かに迷惑をかけて
いたと思うし何より自分で自分の首を
締めてたんだ。
自分の成長を自分が阻止してたんだ。
そのことにやっと気づくことが出来ました。
あらためて発達障害であることをいいことに
都合の悪いことは全部発達障害のせいに
してたんです。
遅すぎる
「気づき」
でもっと早くに気づいていたら意味のない
転職は防げていたのだろうか…
「たられば」
を考えても仕方ないんですけどね
もう同じことを繰り返さないように私が
これから出来ること。
それは
「今いる場所で頑張ること」
なんでしょうね
今いる場所で結果を出す
目の前のお仕事に丁寧に取り組む
ローマは1日にして成らずというように
信頼や信用、そしてそのお仕事のプロに
なるには長年の積み重ねがあってこそ
ですもんね
今実家の会社で働いていることも衝動的に
決めたためまた私の得意の
「辞めたい病」
が出て来ていたんです
失敗したかなあって
でもそれだとまた同じことの繰り返しです
もんね
今いる場所でコツコツと頑張ること。
待てない私だけど衝動的に動くんじゃなくて
ちょっと立ち止まって待つ(考える)時間を
作ること。
それが今までの転職を無駄にしないこと
なのかも知れませんね
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されました
ありがとうございます