あれから1年近くたって、いろいろ勉強したあとの感想を書きたいと思います。
これは個人差があり、あくまでも私個人の意見なので、一事例として捉えていただければと思います。
夏にバギオで勉強したおかげで、IELTSのスコアが一ヶ月で5.5から6.0まで伸びました。
それは、とてもありがたくて、特にライティングは4.5から6.5まで、急に伸びたので最初は喜んでいました。
ところが、そこからが問題で、後でイギリス人の先生に見てもらったら、こんな単語は不自然だ、類語を使えばいいという問題ではない、
適切に使うことが大切だ、と、真っ赤っ赤に修正されてしまったんです。
つまり、6.5以上のスコアを狙おうとおもったら、正確に、難しい言い回しを不適切に使うのではなく、
きとんと適切な表現を書かなければ駄目だということです。
教えてもった事やもらったテキストの言葉達が真っ赤っ赤に修正されていくのを見て、私はなんとも言えない気持ちになりました。
そんなわけで、私はライティングを一からやり直す羽目になり、バカみたいに時間がかかっています。
特にライティングは先生によって言うこともストラテジーも違うので、私はしょっちゅう混乱し、困った挙句の果てに
もと試験官の先生に見てもらって、結果、根本からやり直ししないといけない事実を目の当たりにしました。
私の結論としては、どこで勉強するかより、誰に教えてもらうかの方が遥かに大事だという事と、
(学校によってはバイトの先生が教えていることもあり、これは本当に玉石混交になると思います)
結局どんな事があっても自分で責任をもって自分の勉強をしていかなければいけないという事です。
私のスコアが伸び悩んでいるのは、誰のせいでもなく、自分のせいですから。
海外で勉強すれば単純にスコアが伸びるという魔法はありません。
私が身銭を切って実感したことでもあります。
いい思い出の一つには間違いありませんが、何をしに行ったのかという目的に沿って冷静に考えるのであれば、
今なら違う選択肢を取っていると思います。