2023年の落語はじめです。
会の正式名称は、
本寸法・噺を聞く会/第231回~今年新年最初も、この2人・・・~小八・小痴楽二人会(その24)
長い
東小金井というめずらしい場所、当日券あるとの確認をとって行ってきました(正月休みに疲れ切ってたら行けないな…と予約せずでしたがどこにも行かず体力余っていました)。
開場の13時半を一分ほど過ぎて到着すると、すでにお客さんがけっこう入ってました
地元の常連さんが多いような雰囲気。
めくり台には千社札シール?とはちょっと違うような…
噺家さんのお名前がたくさん貼ってありました。
(演目記録)
しん華:権助提灯
この時期忙しい前座さんに代わってのご登場でしたが、高座に座布団がないというハプニング(笑)。座布団届くまでのあいだ、「土下座は慣れておりますので」と直接正座されてのマクラでした。丸坊主エピソードあり。お噺は、途中でどちらの家に訪ねているのか混乱し最後はご本人様も苦笑いで退場。
柳家小八:短命
小痴楽さん到着遅れに順が代わったようでしたが、そういうことは一切言わない紳士でした(笑)。正月らしい噺を持っていないというくだりからマクラに入りましたが、柳家だからか協会の違いか、なんだかちょっと新鮮な短命でした。寒いと人は笑えないとのことで、凍てつく会場のエアコンを強くしてくださいました。
柳亭小痴楽:磯の鮑
開演を30分間違えて手帳に書いていたとのことで順替えしてご登場。珍しく年末年始に6日間休みだったそうで、ずっとご子息と遊んでおられたそうです(レゴでケンカ)。
めでたい噺を…と羽団扇思い出そうとするも遊んでしまって稽古できず、ストーリーだけ語るという(笑)。初夢ではしっかり早起きし、ゆっくり朝食をとり、寄席でも早めに入り何話すか熟考する…という先行き良い夢を見たそうですが、実際は昨日も11時45分の出番は予定より30分遅れで起き、今日は時間を間違えて開演に到着。明日手帳では丸々あいてるはずだけどなにか入ってるかも!?とお代わりないご様子(笑)。
最近の定番となりつつある恐竜チョコの話のあとは、頭のめでたい与太郎噺ということで磯の鮑を。途中たびたびむせていたのですが、エアコン風直撃だったようで終了後「仲入り後切って!」と。色紋付でした。
手帳に書いてた開演時間、間違えてる。
— 柳亭 小痴楽 (@kochiraku) 2023年1月4日
兄さん、ごめん!!!
−仲入り−
小痴楽:強情灸
黒紋付の羽織+紺着物にお召し替え。
会場にこだわるほうじゃないがこのエアコンつらかった〜の話から、音響にこだわりテストを繰り返す伯山先生と、逆に一切テストせずその場に合わせる雲助師匠、小遊三師匠のエピソード。ちなみに用意されるお弁当は召し上がらないそう、お米が冷たいのは嫌だそうな。
強情灸は毎度の大ウケ。会場盛り上がりました。
小八:二番煎じ
これもやっぱり知っているのとちょっと違う。大筋はもちろん同じだけどちょいちょい新鮮。やっぱり柳家だからなのでしょうか?
達筆です。
「近くで落語」とLINEしたらすぐに出てきて、15分ほど立ち話(来てほしくて連絡したわけじゃないんだけど)。
休み納めの、落語始めでした。