モーフィアスの教室 3 (3) (電撃文庫 み 6-22)/三上 延
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パンタソス――それはもう一つの≪黒い鍵≫。
 謎の電話に呼び出された直人と棗の前に現れたのは、“夢神”の女性ツグミだった。
今までの夢神と異なり敵意を感じないツグミに戸惑う直人に、ツグミは自らが“王国”から来た夢神であること、そして「赤い目」に感染していることを告げ、自分が正気を保っているうちに殺して欲しいと懇願する――。
 一方、一人別行動を取っていた綾乃は見知らぬ少年の襲撃を受ける。
少年の手には――もう一つの≪黒い鍵≫パンタソスが!!
 今回も口絵は椎名優描き下ろしのプレビューコミック仕様!!】


彼女と出会ったのは、五歳の頃だった。
十六になるまで、ずっと一緒だった。


■ミステリー<アクション
謎掛けや伏線よりも、戦闘シーンが多かったかな。
パンタソスの持ち主にして、日本刀の使い手、直人と綾乃を殺すという青年、麟堂正宗の登場。
殺して欲しいという夢神の依頼をされ、また生前父が幾度か通っていたと聞いた夢神の家。
“結界”で守られた場所。もうひとつの役割を担った一族。


綾乃とのごたごたは、一応解決してくれたので嬉しいです。
幼馴染ズは基本的に言葉が足りない。
逆に前半は棗が無意味に頑張ってくれたので、一緒にプール。
うーん、綾乃は棗を大事に想ってるんだけど、そしてそれを読んでいるのはとても気持ちがいいのだけど、棗が直人中心なのがなー。
棗さんは今回あまり役に立たなかったといいましょうか、まあ一般人らしく可哀想な役回りでした。
棗さん、綾乃は? 綾乃も友達だよね?
直人は義務感と好意とでまだはっきりしませんが、思わず口走っちゃった言葉で2人とも絶句しているのは非常に可愛らしい!


一方、夢神と、夢神と知りつつ共に暮らす正宗のお話。
これは最後でちょっとうるっと来ました……そうだよ、そんなの今更だったんだよー。
ああ、彼女はイラストがかなり好きでした。絵柄だけだったら登場人物の中で一番好き。白に赤。
「赤い目」の正体、乗っ取られる体、新たな仲間?
あったかもしれない、もう一組。

特別ずば抜けてここが好き!というのはないんですが、安定して楽しめる。
妹さんの出番がワンシーンだけってちょっと悲しい。
イラストが棗さんと直人が多いのだが、棗最後の最後で大変なことになってました。



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→(2巻の感想