ラジオ中心の生活になって、機嫌のいい時間が増えた気がする。
 
その日バースデーを迎えたアーティスト、誰かの命日。
雨の日は雨の曲ばかりいくつも流れて、思い切り雨の日を感じることができる。
 
この時期、今日なんかはもちろんクリスマスソング!
どの番組でもクリスマス特集をやっているので、何かしながらでもずっと楽しい。
もっと早くこうしてたらよかった。
 
ちょうど今、ジャズの巨匠らしき誰かの名演が、イブを包む雨の音に混ざり込んで共演している。
 
アレサ、エラ、ビング・クロスビー、シナトラ、リトルマイケル、アリアナやマライア、マイケル・ブーブレ、あの頃流行った大定番、ラストクリスマスなんて絶対唄っちゃうよね。
インストも空間を華やかに変えてくれる。
 
意外な共演が紹介されたり、名前だけ知ってる大物ミュージシャンの曲を今さら知ることも少なくない。
素晴らしい音楽がたくさんある。
誰かが話す声に、ホッとすることもある。
人の声は本当に安心する。
 
知らないことだらけの大きな世界が広がっていて、ここでも私は、何も知らないと実感する。
だけど、無知を知るのは、生きている感じがして悪くない。
知りたいと思う気持ちは、生命力だと思うのだ。
この世には、心が動く何かがまだまだたくさん溢れている。
音楽でも、それ以外でも
 
あるなら、知りたい。
 
明日も生きよう。
 
メリークリスマス。