いとこに彫刻家がいて、輪王寺や東大寺、唐招提寺に作品を納めたり、個展も開く活躍をしていた折、2021年から視力を失うも粘土で作品を産み出し新たなチャレンジをしている。


その作品を展示した群馬県立館林美術館に行ってきた。久しぶりの美術館だったが、とても刺激を受けた。ヒューマンビーイングと題して藤野天光、北村西望から、三輪途道のさわれる彫刻までと様々な作品を見ることかできた。


いとこの作品は、それこそ幼少期からの様々な状況の変化を感じることができて、今を生きる力強さを読みとりながら感慨深く閲覧した。他の作品も私自身、動物をキーワードに惹かれる作品があったり、自身の視点も今まで経験してきたことからの影響が色濃く出ていることに気がついたのは収穫だった。実は、散歩を超えた距離を日頃から歩いて、ついには長距離を夜通し歩く大会に参加してから感性がより研ぎ澄まされている自分がいたりする。それを確認できたのが、館林美術館での経験だ。


館林美術館は外観、敷地内が美しく整備されて芸術を楽しむのに最高の場所であった。






この日はもう一つの目的がある。佐野らーめんが好きなので、職場で佐野市近くに住む職員に食べたお店の感想を聞いてもらっていたら「くにや」というお店だと好みに合いそうでいいかもよというアドバイスを得て早速行ってみた。

館林美術館から、目的地までナビを頼りに向かう道で、山々が美しく何だかんだで北関東がすごく好きになっている。


目的地の「くにや」に到着して、佐野らーめんとくにや丼を注文した。


うん、確かに情報通りに麺がいいし、チャーシューも美味しくて、まさに好みのお店にたどり着いた感があり、満足だ。餃子は次の機会に食べよう。


そして、14時50分までに家に帰り次は同級生のお墓参りだ。彼とは中学校の野球部でよくキャッチボールをした仲で、大手の電気会社でプラントの設計をしていたが、昨年の1月に天に召された。


今日は、自分の幼少期からのいろいろな人との繋がりを改めて感じた日であり、ブログに書いてみた。