【これは速報であり、数値等は今後も変わることがある】
台風第18号について
【大雨特別警報関連】
平成27年9月11日(18:30)現在
官 邸 対 策 室
1.気象の概要等
(1)特別警報(気象庁)
・9月10日 00:20 栃木県に特別警報発表[大雨](土砂災害、浸水害)
07:45 茨城県に特別警報発表[大雨](土砂災害、浸水害)
・9月11日 03:20 宮城県に特別警報発表[大雨](土砂災害、浸水害)
06:15 栃木県の特別警報発表[大雨]解除
08:15 茨城県の特別警報発表[大雨]解除
(2)見通し(気象庁:11日14:00現在)
・北日本では、11日は局地的に1時間に40ミリの激しい雨が降るところがある見込み。12
日12時までの24時間に予想される雨量は、いずれも多いところで、北海道で100ミリ、
東北地方で60ミリの見込み。
2.河川のはん濫等
●鬼怒川はん濫発生情報(国土交通省・気象庁:10日 13:20現在)
・鬼怒川では、常総市新石下地先(左岸)21k付近より氾濫(レベル5)
●土砂災害警戒情報(国土交通省:12:00現在)
・20都県 延べ329市区町村に発表
●宮城県河川被害状況(国土交通省:11日13:50現在)
・吉田川 堤防越水3箇所、無堤部から氾濫4箇所。浸水面積約1,300ha
・渋井川 堤防決壊3箇所。浸水面積約2,100ha
3.政府の主な対応
9 月 8 日 16:48 設置の台風第18号に関する情報連絡室で対応
9 月 10 日 03:30 官邸連絡室に改組
04:15 関係省庁局長級会議
04:30 関係省庁局長級会議確認事項
1. 被害情報の収集に全力を挙げるとともに、被災者の速やかな救援・救助活動に全力を尽くす。
2. 河川及び気象状況について厳重な監視を行い、大雨や河川の水位・はん濫の状況等に関する防災
情報を的確に提供する。
3. 河川の破堤はん濫により浸水が想定される区域内の住民の避難等の措置や水防活動に全力を尽
くす。
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4. 被害の状況に応じ、被災地への広域応援や被災者の救援・救助等の災害応急対策に万全を期す。
5. 地方自治体と的確な連携を図りながら、政府一体となって適切に対応する。
07:10 官邸対策室に改組
07:10 総理指示
1. 被害状況を迅速に把握するとともに、政府一体となって、人命の安全確保を第一とする災害応急
対策に全力で取り組むこと
2. 国民に対し、避難や大雨・河川の状況等に関する情報提供を適時的確に行うこと
3. 地方自治体とも緊密に連携し、今後、浸水が想定される地区の住民の避難が確実に行われるよう、
避難支援等の対策に万全を期すこと
07:43 緊急参集チーム協議
07:52 緊急参集チーム協議確認事項
1. 被害情報の収集に万全を期すとともに、人命救助を第一義として、住民の避難、被災者の救援救
助活動に全力を尽くす。
2. 被害の状況に応じ、被災地への広域応援を行い、地方自治体と緊密な連携を図りつつ、災害応急
対策に万全を期す。
3. 浸水が想定される区域の住民をはじめ、国民や地方自治体、関係機関が適切に判断し行動できる
よう、はん濫状況、気象状況等について、迅速、的確に情報を提供する。
4. 決壊箇所の応急締め切りに全力を尽くすとともに、はん濫水の排除等被害軽減のための方策を早
急に講ずる。
09:30 関係省庁災害対策会議
14:06 関係省庁局長級会議
15:47 関係閣僚会議
15:59 総理指示
1. 事態は重大な局面を迎えている。自衛隊、警察、消防など、政府の持てる力を全て動員し、被災
者の救命・救助に全力を尽くすこと
2.さらに、取り残され、助けを求めている方がいないか、早急に状況を把握すること
3.さらなる事態の発生も懸念されることから、地方自治体と緊密に連携し、住民の避難が確実に行
われるよう対策に万全を期すこと
9 月 11 日 政府調査団派遣
11:28 関係閣僚会議
11:30 総理指示
1.国民の命を守るため、引き続き、政府一丸となって、被災者の救命・救助に全力を尽くすこと
2.今後、さらなる事態の発生も懸念されることから、地方自治体と緊密に連携し、住民の避難が確
実に行われるよう対策に万全を期すこと
3.さらに、被災自治体と連携し、必要な物資の確保や医療行為の提供等被災者の支援策に関係機関
が一体となって取り組むこと
14:30 関係省庁災害対策会議(第2回)
18:30 関係省庁災害対策会議(第3回)
4.被害状況
(1)人的被害(警察庁:11 日 18:00 現在)
※台風第18号及び大雨特別警報による被害
●死者 3 人(宮城 1、栃木 2)
・10 日、栃木鹿沼市で家屋に土砂流入し、63 歳女性が死亡
・11 日、栃木県日光市で排水溝内に引き込まれ 25 歳男性が死亡
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・11 日、宮城県栗原市で車ごと流された女性が死亡
●行方不明者 宮城県1名
宮城県:11 日、62 歳男性が「水害の様子を見に行く」と外出したまま帰宅せず。
●重傷 7 人(宮城 1、山形1、茨城 1、栃木 1、静岡 1、石川 1、愛知 1)
●軽傷 19 人(茨城 6、栃木 1、埼玉 3、静岡 4、富山 1、愛知 3、鳥取 1)

(2)住家被害(消防庁:11 日 17:50 現在)
※台風第18号及び大雨特別警報による被害
県 名
全 壊
(棟)
半 壊
(棟)
一部損壊
(棟)
床上浸水
(棟)
床下浸水
(棟)
岩手県 2
宮城県 30 104
秋田県 3 1
山形県 5 14
福島県 1 3 19 96
茨城県 163 574
栃木県 5 7 60 341
群馬県 5
埼玉県 2 55 292
千葉県 1 10 94
神奈川県 1 2 1
岐阜県 2
静岡県 1 20 76
愛知県 5
三重県 15 59
香川県 1
合 計 6 20 379 1665
(3)避難状況(消防庁:11 日 17:50 現在)
※台風第18号及び大雨特別警報による被害
[避難指示(発令中のみ)]
宮城県( 251 世帯 901 人)
福島県( 2,831 世帯 7,525 人)
栃木県( 5 世帯 12 人)
茨城県( 5,558 世帯 16,379 人)
[避難勧告(発令中のみ)]
都道府県名 対象世帯 対象人数
宮城県 194,743 447,203
秋田県 17 54
山形県 3,431 10,638
福島県 15,097 34,405
茨城県 2,975 7,738
栃木県 2,361 8,185
合 計 218,604 508,143
(4)道路等状況(国土交通省:11 日 12:00 現在)
・道路
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被災による通行止め:公社有料4区間、直轄国道5区間、補助国道37区間
・鉄道
8 事業者 21 路線 路線運転休止
・土砂流出等 58 箇所
(5)水道の被害状況(厚生労働省:11 日 14:30 現在)
・断水状況 (計 25,625 戸)
栃木県栃木市 2,200 戸
那須塩原市 940 戸
小山市 7,500 戸
福島県南会津町 285 戸
伊達市 80 戸
茨城県常総市 約 12,000 戸
宮城県仙台市 164 戸
栗原市 約 56 戸
白石市 約 2,400 戸
・応急給水
栃木県栃木市、那須塩原市、小山市及び日光市で応急給水実施
福島県南会津町で応急給水実施
茨城県常総市で応急給水実施
宮城県仙台市、栗原市及び白石市で応急給水実施
(6)通信関係等(総務省:11 日 17:00 現在)
・ 通信関係 固定電話:
NTT 東日本 茨城県常総市、坂東市、つくばみらい市の一部で、装置
浸水のため通信断
携帯電話等:
NTT ドコモ 22 局(栃木 6 局、福島 3 局、群馬 1 局、茨城 12 局)停波
KDDI au 16 局(宮城 2 局、福島県 3 局、栃木県 6 局、茨城県 5 局)
停波
ソフトバンク 携帯電話 35 局(宮城 1 局、福島県 6 局、茨城県 23 局、
栃木県 5 局)、PHS 21 局(茨城県 21 局)が停波
ワイヤレスシティプラニング 14 局(栃木県 1 局、茨城県 13 局)
その他被害なし
(7)電力・ガス(経済産業省:14:00 時点)
・ 東京電力:停電戸数 約 11,900 戸
(栃木県日光市、茨城県、常総市、つくばみらい市)
・ 東北電力:停電戸数 約 174 戸
(宮城県利府町、大崎市、丸森町)
・ ガス:東京ガス 供給支障 19 件、栃木ガス 供給支障 5 件
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・ 高圧ガス・火薬類:LPG 容器1本(20kg)喪失(栃木県鹿沼市)
・ 簡易ガス:供給支障 66戸(茨城県下妻市)
5.各省庁の対応状況
(1)気象庁(11 日 04:18 現在)
10 日 1:25 記者会見
10 日 8:50 記者会見
11 日 4:25 記者会見
(2)国土交通省(11 日 12:00 現在)
・防災ヘリ1機(10日)、防災ヘリ3機(11日)
・リエゾン派遣: 延べ 94 人(5 県 32 市町)
・TEC-FORCE 派遣:延べ 200 人
(3)防衛省(11 日 13:30 現在)
●災害派遣
【10 日 09:05】茨城県知事から陸自施設学校長に対し災害派遣要請
【11 日 02:30】宮城県知事から第 6 師団長(神町)に対し災害派遣要請
【11 日 09:00】栃木県知事から第 12 特科隊長(宇都宮)に対し災害派遣要請
・派遣部隊 陸自 施設学校(勝田)、第1施設団(古河)、東部方面航空隊(立川)
第12ヘリコプター隊(宇都宮)、第1施設大隊(朝霞)、第1偵
察隊(練馬)、武器学校(土浦)、第 1 飛行隊(立川)、第 1 空挺
団(習志野)、第 6 戦車大隊(大和)、第 6 偵察隊(大和)、第 22
普通科連隊(多賀城)等
海自 第21航空群(館山)、第51航空隊(厚木)
空自 百里救難隊(百里)、浜松救難隊(浜松)
・派遣規模(11 日) 人員 約 600 人、車両 約 100 両、ボート約 60 隻、航空機約
30 機
・救助者数
505 人救助
うち、宮城県大崎市(渋井)
派遣規模 人員 115 人、車両 27 両、ボート 10 隻、航空機 5 機
救助者数 7 名
大和町(吉川)
派遣規模 人員 40 名、車両 7 両、ボート 5 隻
救助者数 29 名
●リエゾン派遣:
陸自第 12 特科隊(宇都宮)、栃木地方協力本部から栃木県庁へ派遣
施設学校(勝田)から茨城県庁へ派遣
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陸自第1施設団(古河)から常総市役所へ派遣
陸自第1空挺団(習志野)から千葉県庁へ派遣
第 12 旅団司令部(相馬原、栃木地方協力本部)から鹿沼市役所へ派遣
茨城地方協力本部(茨城)から筑西市役所へ派遣
陸自武器学校(土浦)から筑西市役所、常総市役所、結城市役所、茨城県庁へ派遣
陸自第1師団(練馬)から古河駐屯地へ派遣
陸自第 22 普通科連隊(多賀城)から宮城県庁へ派遣
(4)警察庁(11 日 18:00 現在)
●派遣規模
警察災害派遣隊等 566 人(警視庁 112 人、神奈川 52 人、千葉 71 人、埼玉 54 人、
群馬 14 人、静岡 59 人、愛知 120 人、福井 14 人、富山
27 人、岐阜 43 人)
ヘリ 14 機(10 日)
ヘリ 9 機(11 日)
●救助者数
483 人(10 日~11 日)(ボートや県警ヘリで救助)
●11 日の主な活動
・茨城県警察は 589 人体制で災害警備活動を実施
機動隊 31 人、第二機動隊 40 人、広域緊急援助隊 518 人体制で救出救助、被災地
警戒、避難所対策を実施
・宮城県警察は 95 人体制で渋井川、吉田川の決壊にかかる活動を実施中。
(ヘリ3機で活動中。)
(5)消防庁(11 日 17:50 現在)
・活動規模(茨城県・栃木県)
人員:約 3,400 人(うち、緊急消防援助隊約 320 人)
ヘリ:8 機(緊急消防援助隊 6 機、他 2 機)
・主な活動
10 日 10:00 茨城県及び栃木県に消防庁職員各 2 人計 4 人を派遣
11:10 茨城県知事から消防庁長官に対し、緊急消防援助隊の応援要請
14:15 埼玉県及び群馬県の緊急消防援助隊(陸上部隊)が出動
16:30 関係県に対し「平成 27 年台風第 18 号による大雨等に伴う対応につい
て」を発出
11 日 02:00 千葉県及び東京都の緊急消防援助隊(陸上部隊)が出動
04:45 宮城県に消防庁職員2人を派遣
04:45 宮城県知事から消防庁長官に対し、緊急消防援助隊の応援要請
06:30 新潟県の緊急消防援助隊(陸上部隊)が宮城県に向け出動
10:45 宮城県大崎地域広域事務組合消防本部からの応援要請を受け、仙台市
消防局出動
14:00 新潟県大隊が常総市に到着し、救助活動開始
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・救助者数
690 人(内ヘリ救助 85 人、自衛隊等他機関連携を含む。)
(6)海上保安庁(11 日 14:00 現在)
●派遣規模
ヘリ7機、特殊救難隊 6 人 機動救難士 11 人
・茨城県・栃木県
ヘリ 5 機(救助活動中) ※10 日 5 機
特殊救難隊 6 人、機動救難士 7 人
・宮城県
ヘリ 2 機(救助活動中)
機動救難士 4 人
●救助者数
81 人(茨城 73 人、宮城 8 人、航空機により吊上げ救助)
(7)厚生労働省(11 日 14:30 現在)
●救護活動の状況
茨城県 DMAT 11 隊活動、2 隊待機
栃木県 DMAT 7 隊待機
千葉県 DMAT 20 隊活動、4 隊待機
神奈川県 DMAT 30 隊活動、6 隊待機
埼玉県 DMAT 11 隊活動、3 隊待機
東京都 DMAT 4 隊活動、16 隊待機
福島県 DMAT 3 隊待機
宮城県 DMAT 8 隊待機