【 太平洋ベルト地帯 】 | 知恵の実を食べたサル

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古き善き新しい日本の在り方と生き方を探ります。


大変申し訳ありません
アメンバー承認は、お互いにある程度コミュニケート出来た上でとさせて頂きますことをご了承くださいませ。
m(__)m







巨大な国家の中枢インフラが集中する日本列島の太平洋ベルト地帯


42,000ft(12,600m)の成層圏から夜景で見ると衛星画像より日本列島の形がより立体的に感じてその巨大さが良くわかる!



夜景を見れば分かる通り、日本列島に於ける経済活動の殆んどが九州~首都圏の太平洋ベルト地帯に集中しており、夜間でも数千万Kw、産業活動が行われている日中は1億kw前後の電力を消費している!





これは世界的に見て、中国・アメリカ・インドに次ぐ第4位の電力消費国家であります。
国土面積から比したら断トツです!

その世界第4位の電力消費量の数十%が太平洋ベルト地帯に集中している訳で…

更に、その他のインフラである

産業サプライチェーン
データ通信
運輸交通

などの広域重要インフラも太平洋ベルト地帯を基幹幹線として日本列島のネットワークが構築されている!

この日本列島の体幹とも言える太平洋ベルト地帯が寸断もしくは壊滅した場合、日本の政治・経済に及ぼす影響は甚大なものとなる。

その懸念と危険性が非常に危惧されるのが

日本列島南海域地震

単発でも寸断、連動なら壊滅してしまう!



その被害想定は東日本大震災を大きく上回る!

『 きっと外国が助けてくれる! 』

そんな期待を抱いているとしたら、それは大きな間違い!甘い考えと言わざるを得ません。

3.11の様な広域大規模災害に於いて、各国の支援は、なにも直接的な捜索・救助隊や救援物資、義援金だけではありません!

金融・経済・商取引や政治、外交交渉など国家・国際間の取り決めや駆け引きなど多岐に渡る譲歩や猶予、援助が行われて日本は助けられているのです!

それはひとえに、日本が国際社会に於いて多岐に渡る多大な貢献を各国に行って来た先達のおかげと言えます。

しかし、
諸外国も自国の身を削ってまで日本を助ける事は出来ないのが現実と言えます!

今まで日本を助けてきたのは、恩を返すだけではなく、日本が自力で復興を遂げるだけの体力と経済力を有していたからに他なりません!

また、相応の見返りも日本は期待できる国であるからです!

義理人情だけでは国家を維持することは出来ません。
大なり小なりの計算と駆け引きが有るのが国際政治なのです。


南海域地震の発生により太平洋ベルト地帯が
寸断された場合はまだ、国際支援は望めるでしょう!
しかし、連動による広域烈震と津波による壊滅が起きた場合、人口密度の高さと、今までのような国内バックアップが効かないため、日本経済の打撃は長期に渡る
(最低復旧に3年、復興は10年以上)

産業自体が立ち行かない為、
輸出による外貨収入が激減する。
海外資産を売却、引き揚げても外貨は底を突き食糧やエネルギーの輸入が出来なくなる!
(人道的な支援も永遠ではない)

外貨準備が底を突けば
国債の償還が難しくなり負債が膨らむ
株価は暴落し、最悪デフォルトの可能性すら有る。

産業の復興が先か?
デフォルトが先か?

何れにせよ太平洋ベルト地帯全域のあらゆる分野への
セーフティー・ネットを国家総動員で張らねば日本の未来はありません。