こちらは映画『STAND BY ME ドラえもん 2』の劇中でジャイアンが着用するTシャツをそのまま商品化した物らしいのですが、恥ずかしながら私、タケシという名前と超絶音痴という特性からですね、ご近所の奥様方からはジャイアンの愛称で親しまれておりまして、最近家の周辺を徘徊しておりますと、ご近所さんに声を掛けられる度シャツをチラ見され、口にこそ出さないまでも『なんだ、アレ着てねぇのかよ?』という冷たい視線を感じるのです。
ま〜コレも1枚1500円というUNIQLO価格なのですがネタとして仕入れても良いのですが、どうせ売れ残るだろうから特別定価に下がった時に買ってやれば良いか? なんてことを企んでいるしだいなんですが、そんなことよりも前回の答え合わせの方を進めて行きましょう。
自分のイメージでは、ウィリアムスの新日参戦の時期というのは、他の2人と比べるともう少し古いのかと思ってましたが、奇跡的にとんでもない3ショットが実現していたようです。
こんなとんでもねぇ外人トリオを並べられたら、もう対抗出来る日本人なんて居ないだろうと危惧していたのですが、どっこい日本陣営もコレに一歩も引けを取らないとんでもない連中がおりました!
ここに居る6人は、既に皆さん鬼籍に入ってしまわれている訳ですが、現在のお洒落でスマートなレスラー達の対極に位置する、アンコ型で、モラルやコンポライアンスなどという一般常識がまったく通用しない、トンパチなオッサンたち!
こんなプロレスラーが格好良く見えてしまうのは私だけでしょうか?
↑試合内容に興味のある方は、AJスレンダーさんのブログで確認して頂くとして、藤波辰爾オリジナルTシャツ第2段をお送りします。
Dragon 殺法シリーズ②
Dragon Ring in Tee - White
自軍のコーナートップから颯爽と飛び込む藤波の勇姿を前面にプリント。
Tシャツ (白のみ) 特別定価:2,800円
(サイズ;XS.XXXL)
ドラゴン殺法 メモ
昭和から平成に掛けてプロレスファンの方々には、メインのタッグマッチが始まった瞬間からドラゴンリングインがいつ飛び出すのか? ハラハラしながら見守っていた! という記憶が有るのではないでしょうか。
これほどスリリングで、ドラゴン殺法の代名詞ともなっているドラゴンリングインではありますが、実は藤波辰爾の完全オリジナルという訳では有りません。
私も何となく子供の頃の記憶に残っている程度なのですが、『ドラゴンリングインって、猪木もやってなかったっけ?』という思いが頭をよぎるのです。
どちらが先にやり始めたのかは定かでは有りませんが、タッグマッチでコーナーから勢いよく飛び込み、たまに着地の瞬間にドロップキックを被爆するようなムーブを猪木もやっていたのを覚えています。
しかし、何故これがアントンリングインでは無くドラゴン殺法の代名詞として定着したのかと言うと、やはりライバル長州力の存在が大きいのでは無いでしょうか?
ドラゴンリングインは対戦相手によって色んな被爆パターンが有るのですが、中でも特筆すべきは長州の力ラリアットです。
からの〜着地と同時に被爆! という、この一連の流れの美しさは他の追随を許さない様式美があり、この連携をもってして単なる猪木のパクリでは無い、唯一無二のドラゴン殺法に昇華したのだと思います。
当然、これだけの技なので後進のレスラー達のドラゴンリングインへの憧れは半端無いですよ!
当時藤波辰爾の付き人を務めていたとあるレスラーは、ヤングライオン時代にドラゴン殺法の継承者と共に、この技について熱く語った思い出を口にしています。
「当時、藤波さんの付き人やってたんですが…いつも不思議に思ってたんですよね。で、当時藤波辰爾ファンであった棚橋にコインランドリーかどこかで『社長(藤波さん)のタッチもらった後のコーナー登るの…アレ何?』って聞いたら 『あれはドラゴンリングインって言ってですね…』 とドラゴンリングインについて熱く語ってくれたのを覚えています」
「実際に地方のタッグマッチの時にこっそり真似してやってみたこともありました」
先輩の洗濯物を抱えてコインランドリーという、ヤングライオンの日常の中で語られるドラゴンリングイン! なんだか目に浮かぶようです。
そう言えば、先日のニュージャパンCUPの1回戦。シングルマッチながら、コーナーポストで格好を付けてるところに石狩タイチのパワーボムでリングインというかなりトリッキーなリングインを見せていましたが、アレはドラゴンリングインの進化系なんでしょうかね?
肝心なのは、ひたすらやり続けてファンに認知されることですから、ドラゴン殺法の正統継承者として棚橋流の🐲ドラゴンリングイン🐉を見せ続けて欲しいと願っております。