名作を読もう 読書日記 -6ページ目

名作を読もう 読書日記

名作を読んで、内容や感想をまとめていきます。その他、日常の雑感など。

たかちゃん、よみ始めましたよ、『ペスト』。意外と骨太。 

ペストに襲われた都市の話なのですね。少しスティーブン・キングっぽい?

そして、ごめんなさい、わたし、カミュとカフカをごっちゃにしていたことに気がつきました。間違えていました。。
高校のときに、カフカの『変身』を読んで、あまりのわけのわからなさに呆然とした(なぜにある朝おきたら虫に変身しているのか、そこからもう理解できず・・) 印象が強すぎて。 カミュって読んだことがなかったです。面白いかも。 

この『ペスト』も戦後すぐのころの、フランス発世界的大ベストセラーだそうですね。ちょっと気合を入れて読んでみます。また登場人物が多いし(笑)  とりあえず、後ろの解説と、ざざっとページを全部眺めて、概要把握までできました。 準備体操はこれでオッケーかな、一晩寝かせて、また明日から読んでみます~。

ペスト (新潮文庫)/カミュ
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ちなみに、今日は、午前中TOEICを10数年ぶりに受験。午後のイベントも無事に終わって、ほっとしました。その反動かな、ついついブログを書いてしまいます。やっぱり好きな本の話を書けるとうれしいし、ストレス解消。そして、いかん、夜更かししてしまいました。


何か気を張ることがあったあとも、あっさり淡々と、通常の生活習慣を規則正しく守れるとよいのですが。合気道では、全日本の翌日も、通常どおりに稽古があって、いたく感銘したものです。水の静かに深く流れるように、淡々と。海原を目指して。


ひまわりがそよ風に抱かれ今日も愛する人と囁き合ってる


☆6月4日の作。お、今日は幸せな感じの一首ですね。いいじゃない(^^) うん、どうせ詠むなら、幸せなイメージをたくさん描くほうがいいと思う、たかちゃんの今後の恋愛のためにも。


わたしからほんの五、六歩離れた所--青々としたエゾ苺の茂みに囲まれた空地に、すらりと背の高い少女が、縞の入ったバラ色の服を着て、白いプラトークを頭にかぶって立っていた。そのまわりには四人の青年がぎっしり寄り合って、そして少女は順ぐりに青年たちのおでこを、小さな灰色の花の束で叩いているのだった。


その花の名をわたしは知らないけれど、子供たちには馴染みの深い花である。それは小さな袋の形をした花で、それで何か堅いものを叩くと、ぽんぽんはじけ返るのであった。青年たちはさも嬉しそうに、てんでにおでこを差し出す。


一方少女の身振りには(わたしは横合いから見ていたのだが)、実になんとも言えず魅惑的な、高飛車な、愛撫するような、あざ笑うような、しかも可愛らしい様子があったので、わたしは驚きと嬉しさのあまり、あやうく声を立てんばかりになって、自分もあの天女のような指で、おでこをはじいてもらえさえしたら、その場で世界じゅうのものを投げ出してもかまわないと、そんな気がした。


 (ツルゲーネフ『はつ恋』 神西清訳 P12より  少年がはじめて少女に出会う場面)


はつ恋 (新潮文庫)/ツルゲーネフ
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☆「恋愛小説の古典に数えられる珠玉の名作」

 

「16歳のウラジミールは、別荘で、零落した公爵家の年上の令嬢ジナイーダと出会い、初めての恋に気も狂わんばかりの日々を迎えるが、ある夜、ジナイーダのところへ忍んでいく父親の姿を目撃する・・・」 (以上、裏表紙の解説より)



やっと世界文学全集系の名作読書を開始。てはじめに、うすーい文庫本の一冊から、ささっと読んでみました。


そして・・・。うーんん(^^;


以下、あらすじを紹介しますと、


ロシアの大地主の家に一人息子で生まれ、当時の習慣で家庭教師について一人勉強、ごくまじめに静かに育った16歳のウラジミール。家族ででかけた別荘地で、零落した公爵家と、隣同士の縁で訪問しあい、交際が始まります。ここで、21歳の公爵家令嬢ジナイーダに一目ぼれ。彼女はその美貌と機知と、はちゃめちゃぶりで、多くの男性を虜にし、家にはいつも取り巻きの青年が何人も訪れ、みなで馬鹿騒ぎを繰り広げます。王様ゲームのようなことをしたり、詩を朗読しあったり、ダンスをしたり。 もちろん令嬢ジナイーダは、そのときの気分で、優しく見つめてくれたり、手のひらを返したように冷たくつれない態度だったり。 純朴なウラジミールは、初めてのそんな華やかな恋の空気のうずに、もう魂を天に飛ばしてしまいます。


ところがそのうち、両親が喧嘩をしたり、令嬢ジナイーダの態度が変わってきたり、どうも様子がおかしくなってきます。そしてある晩、彼女の部屋へ忍んでいく父親の姿を目撃してしまうのでした。父親は40歳前後、りゅうとした身なりの美男子で、彼にとっては自慢の、そして近寄りがたいような、憧れの父親。


結局、両親が大喧嘩をして、別荘地を引き上げることになり、すべてが終わったかにみえたのですが、自宅に戻ってしばらくして、父親と馬に遠乗りにでかけ、彼女が父を追いかけてモスクワまで来ていることを知ります。がーん。


父親はその後、まもなく亡くなり、数年後、ジナイーダも別の人と結婚して今近くに来ている、と聞くのですが、会いにいけないでいるうちに、彼女がお産であっさり、あっというまに死んでしまったと聞いたのでした。がーん。


そして、彼はその後、独身をとおして、ある夜の座興の昔語りに、もとめられて、そんな話を人々へ、手帳にかきつけて披露するのでした。


以上、要約が長くなりましたが、こんな内容です。



やっぱり名作というのは、その時代の空気や人々を、鮮やかに描き出すものですね。


しかし、もともと他人の恋愛にさっぱり興味のない私は、ついつい、君たち、ひまだなぁ・・・そんなに若くて元気なんだし、なんか仕事しようや、世の中の役に立つことしようや、貴族さまでお金も時間もコネもたっぷりあるんだし、なぜにこんな小娘と遊んでは喜んでおるのか・・・もったいないなあ、もう~・・・もし内海町に来てくれたら、林業も農業も漁業も、力仕事いっぱいあるのににゃ、と思ってしまうのでした。。(^^;  ジナイーダさんも、ぜひ内海町にきて、その魅力で若い男衆をたくさんひきつけてくれないでしょうか(笑)


・・・・・・・



(以下、P110より)


何をわたしが彼女に言えたろう? 彼女はわたしの前に立って、じっとわたしを見つめていた。そしてわたしは、彼女に見つめられるが早いか、たちまち頭から足の先まで、すっかり彼女のとりこになってしまうのだ。


・・・・・・それから十五分すると、わたしはもう、幼年学校生やジナイーダと、鬼ごっこをしていた。わたしは泣かずに、笑っていたけれど、泣きはらした目蓋は、笑うたんびに涙をこぼすのだった。


わたしの首っ玉には、ネクタイの代わりに、ジナイーダのリボンが結んであった。そしてわたしは、首尾よく彼女の胴をつかまえるたびに、歓喜の叫びをあげるのだった。彼女はわたしを、思うままにあやつっていたのだ。


はつ恋 (新潮文庫)/ツルゲーネフ

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☆がんばれ、ウラジミールくん。強くたくましく生きるんだ。

悩んで苦しみ抜くとひまわりが教えてくれた恋とのもの 


悩み事 ひまわりの花 太陽を 他の花にも送る優しさ 


☆6月2日の作。「今日は最高に鬱」とのことながら、2首を送ってくれました。鬱なのに作歌できるだけすごいって。たかちゃん、素敵。2首め、好きです。




なんと目ざめるばかりに

自然の照りはえていることよ!

なんと太陽の輝いていることよ!

なんと野原のはなやぎ笑っていることよ!


枝という枝から

花がきそって咲き出でる。

茂みの中からは

数知れぬ歌ごえが。


胸という胸からは

よろこびがわき溢れる。

おお大地よ、おお太陽よ!

おお幸福よ、おお楽しさよ!


おお愛よ、おお愛よ!

あの山にかかっている

朝の雲のように、

黄金(こがね)なすその美しさよ!


お前ははなやかに祝福する

さわやかな野や畑を、

かぐわしい花がすみに

包まれた天地を。


おおおとめよ、おおおとめよ、

どんなに私はお前を愛してることだろう!


(P36より 「五月の歌」)


ゲーテ詩集 (新潮文庫)/ゲーテ

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気持ちよい生活をつくろうと思ったら、


済んだことをくよくよせぬこと、

めったなことに腹を立てぬこと、


いつも現在を楽しむこと、


とりわけ、人を憎まぬこと、

未来を神にまかせること。


(P218 「処世のおきて」)



☆久々に名作文学。ゲーテさん、好きです。やっぱり名作を読もう。名作読書日記、というブログですし。古本屋にて、まずは薄い文庫本ばかり、5冊買ってみました。1冊105円で手に入る、珠玉の世界。明るい楽しい気分や、健康な精神に感化されて、充電できます。やっぱり私は本が好き。世の中に、本があってよかったなあ。


たかちゃん、カミュの『異邦人』が売ってなかったので、(残念)、『ペスト』を買いました。読んでみるね。

「十分間だけでも華々しく生きてみたいとおっしゃるわけですか?」

パイン氏がいった。


「いえ、そうしたいというわけではありませんですが。


しかし、まあおっしゃるようなことです。

決まりきった道筋からちょっと外れてみたいのです。

あとで、ありがたかったという気持ちで、元の道へ戻る・・・」

(P135  「サラリーマンの事件」より)
パーカー・パイン登場 (ハヤカワ文庫―クリスティー文庫)/アガサ クリスティー
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☆この平凡なサラリーマン氏は、「しかもあまりお金は払えないのです」とのたまい、結局、5ポンドを払って、ちょっとしためくるめく冒険を味わい、大満足して日常に戻っていきます。


うーん、面白い。いいなあ、パイン氏みたいな会社をつくれないかな(笑) 毎日がつまらない、と感じるあなたへ。危険な美女と極秘文書を運ぶ大陸横断鉄道の旅、1泊2日コース、とか(笑) もちろん、電車の屋根の上を走ったり、窓から飛び降りたり、悪者一味につかまってロシアンルーレットをやったり、ええ、もう色々と楽しめるコースになっております(笑) どなたかアイデア買ってください(笑)


決定版 植芝盛平と合気道〈1〉開祖を語る直弟子たち/(株)どう出版編集部
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好きなことをすると、パワーが出る。


たとえば会社に行く平日は、朝7時すぎに起きるのも苦しんでやっとなのに、週末のイベントだと、朝4時に元気に起きられる。我ながらあきれるほどです。どういう体の仕組みなのでしょう。


根をつめないといけない事務仕事でぐったりした合間に、ブログで好きな本の話を書けたりすると、また心にパワーが充電されて、元気がでてきます。うーん、不思議。 仕事もできるだけ一生懸命やりたい、と素朴に願っているのですが、現実として。


全日本の会場で、つい衝動買いした合気道関係の本たちを読む。開祖と直弟子たちのエピソード、思い出話。


月のない闇夜に、白いハチマキをしめて、真剣で立会って、剣風、気を読む訓練を21日間した、その間の食事はお粥と梅干しのみ、だった、とか。


ハワイで2m近い大男たちを、合気道や柔術や剣道や、とにかく身に付けた技をすべて使って連日倒し続けて、合気道を世界に広めた、とか。


お茶のひしゃくを持つ手と、剣をにぎる手は、同じ心、とか。


戦前戦後、わずか60年前には、こんな人間たちがいたのか、と感心します。その技を実際に見てみたかったな。タイムマシンが欲しいです。 そういえば、ドラえもんは、そろそろ生まれる頃でしたっけ。


たかちゃんの詠んだ和歌を掲載してきます。


目指せ、一日一首、一年間 ヾ(@^▽^@)ノ


☆  ☆ ☆


忍ぶ恋悩む気持ちを追いやって綺麗な空気吹かせよポトス (6/1作)


友人でずっと居ようと君が言う唯想いだけ彷徨うばかり (5/31作)


待ち焦がれ君は気付かぬ恋心身を裂かれるる思いこそあって (5/30作)


逢いたくも逢えない人と解っても恋慕うのは罪かも知れずに (5/29作)


つらいとき我が親友のひまわりが教えてくれた恋と言う詩 (5/28作)


行く知れずどこへ流るる我が思い君の字を見て涙こぼるる (5/27作)


寂しさに打ち拉がれて水仙花我を見つめて一人なぐさむ (昔詠んだ歌)




毎日いろいろありますね。

先週は火曜水曜はがんばりましたが、木金ダウン。

疲れからか、全身にじんましんのようにアトピー、気力体力急低下。

木曜お休み、少し元気になった金曜午前に半休で皮膚科へ。

服を着ることさえ痛む肌の状態が、飲み薬を飲むと、あっというまに治まる不思議。

アレルギーってなんなのだろう。そして人間って意外と丈夫。

金曜午後の半日出社で、休んでいた分のつじつま合わせ。


休んでもそれなりに、仕事は何とかなるもの。もちろん、それなりに、ですが。

それにしても、この体力では、会社員はもはや勤まらない、としみじみ弱気に。


土曜、全日本合気道演武大会見学。

道に生きる、という人が、いるものですね。ラストサムライたち。

ロシアの団体演武も、武士でした。


日曜、合気道、そのあとは家事など。

NPO系の仕事をする余力がまったくなく、先送り。心おだやかならず。


月曜、健康診断で、ぐったりダメージを受ける。

胃のレントゲンを撮るってなんて大変なのでしょう。

夜、会合で、近所の古民家お茶屋さん計画に同じように夢中になってくれた方が、

一生懸命他の人にも話してくれている姿をみて、しみじみ嬉しい。実現させたいな。



火曜、朝起きた瞬間から強い疲労感。いかんなあ。

5分遅刻。やっぱり会社員は無理、と思いつつ、日常業務に埋没しているうちに復活。

いやおうなく電話はかかるし、解決できれば嬉しいし。


人間、できることをできるだけ、やっていくしかありません。


それにしても、調子悪かったらいつでも休んでOKな会社、というものを作れないかなあ。

どういう仕組みだとできるのかなぁ。


9月末までのプロジェクト目標を7月末までに達成できれば、8月一か月休んでいいとの部長のお言葉。

わーい、がんばろう。休めたら嬉しい。

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☆クリスティの短編集。


「あなたは幸せですか? 幸せでないなら、パーカー氏にご相談を」


という新聞の3行広告で、色々な人の人生相談に乗っては解決するパーカー・パイン氏の事件簿です。

旦那の浮気に悩む妻、なんとなく毎日がつまらないサラリーマン、などなど。


しゃれていて、くすっと笑える感じがとても楽しいです。

さらっとした記述にユーモアがあって、大人が楽しめる一冊。

読者のツボをこころえているというのか、クリスティはやっぱり偉大です。