今週が3連休だということをつい1週間前に気づいたこともあり、
特に予定も入れておらず、千葉は天気も微妙だったため近所を散歩していました。
近所だけどほとんど立ち寄ったことのない「千葉公園」に久しぶりに行ってきましたよ。
「綿打(わたうち)池」の西側からの視点。
千葉公園は敷地内にプールや競輪場、野球場などもある広大な総合公園なのですが、
その南西側(JR千葉駅方面)に市民の憩いの場的な池があります。
ちなみに奥に見える高速道路みたいなのは「千葉都市モノレール」。
「総営業距離15.2km」は懸垂式モノレールとしては世界最長でギネス記録になっています。
懸垂式は全国でも少なく、他には東京の上野線、神奈川の江ノ島線、広島の瀬野線しかないとか。
「綿打池」という由来は、江戸時代に池の所有を巡ってもめていたところ、
綿打ちの仕事をしていた太郎兵衛が村にあった弁天の碑石を池のそばに移し、
役人が池の所有を太郎兵衛の村に決めたということを褒め称えて名付けられたそうです。
池の西側には「荒木山」という小さな丘があります。
これが本当に山なんだろうかという疑問もありますが、近くの説明文によると、
名前の由来は、旧日本陸軍鉄道連隊の装甲軌道車隊指揮官であった荒木大尉殉死を悼み、
当時の鉄道第一連隊の兵たちがこの場所に荒木大尉の銅像を建てたからだそうです。
鉄道連隊とは戦地に鉄道の建設・修理・運転や鉄道の破壊を行う軍事組織で、
旧日本陸軍では1908年から旧千葉町都賀村(現:椿森)と津田沼町に設置され、
千葉公園周辺は演習場として使用されていたのです。
だから、園内にはさりげなく当時の遺構が残っていて、ひっそりとPRされています。
鉄道連隊が訓練として敷設した線路には、八街線とか久留里線とか小湊鉄道線とか現存するものも多いです。
荒木山の頂上にかつては荒木大尉の銅像がありましたが、戦争により資源不足となり、
撤去されてしまったようです。今では荒木山の名前の由来と千葉公園周辺の地図のみ。
綿打池から多目的広場に行く途中にさりげなく立っているのが「橋脚跡」。
当時、鉄道連隊が架橋演習で使用したもので、高さ4m・幅5m・奥行2mもあるらしくかなり大きいです。
目の前には当時の様子が分かるパネルが設置されています。
池の北東(モノレール千葉公園駅)側には、「ウインチ台」にされたという
ただのコンクリートの塊がゴロゴロあります。重量物の運搬なんかに使われたのでしょうか。
さりげなく景観に溶け込みすぎで、てっきりモニュメントか壊れたベンチだと思ってました。
ウインチ台の近くには、マップに「トンネル跡」と描いてあったのですが、周辺を見渡しても見つからず、
探し回った結果、池の外周から外の管理事務所脇にこれまたひっそりとありました。
てっぺんには鉄道連隊のマークがついてますが、あまりにぞんざいな放置プレイ。
トンネルを横から見た写真。
奥の車や事務所と比較しても巨大さ(高さ6m・幅6m・奥行5.5m)が分かります。
でも、公園内からだと木に隠れててホント分かりにくい。
モノレール側から見た綿打池。
右手に見えるのが「蓮華亭」という多目的施設です。
綿打池では夏になると市花でもある「オオガハス」が咲き乱れるのですが、
蓮華亭はその資料展示館として建設されました。 建物モチーフもハスの葉だそうです。
2012年7月に行った時に咲いていたオオガハス。
この花は千葉市検見川地域の遺跡で植物学者の大賀一郎博士たちによって発見された、
約2000年前のハスの種子の育成に成功して名付けられました。
その後、「検見川の大賀蓮」として千葉県の天然記念物に指定されています。
今回、千葉公園について色々と初めて知ることが多く、とても勉強になりました。
自分の近所の公園の歴史って案外知りませんよね。
ちょっと大きな公園だと、意外な地域の歴史や事実が分かるかもしれません。
他の公園も俄然調べてみたくなってきましたねぇ。
こういうところに地域PRのヒントがありそう。
~ 一護一縁 ~
奥の車や事務所と比較しても巨大さ(高さ6m・幅6m・奥行5.5m)が分かります。
でも、公園内からだと木に隠れててホント分かりにくい。
モノレール側から見た綿打池。
右手に見えるのが「蓮華亭」という多目的施設です。
綿打池では夏になると市花でもある「オオガハス」が咲き乱れるのですが、
蓮華亭はその資料展示館として建設されました。 建物モチーフもハスの葉だそうです。
2012年7月に行った時に咲いていたオオガハス。
この花は千葉市検見川地域の遺跡で植物学者の大賀一郎博士たちによって発見された、
約2000年前のハスの種子の育成に成功して名付けられました。
その後、「検見川の大賀蓮」として千葉県の天然記念物に指定されています。
今回、千葉公園について色々と初めて知ることが多く、とても勉強になりました。
自分の近所の公園の歴史って案外知りませんよね。
ちょっと大きな公園だと、意外な地域の歴史や事実が分かるかもしれません。
他の公園も俄然調べてみたくなってきましたねぇ。
こういうところに地域PRのヒントがありそう。
~ 一護一縁 ~
