母校の大学が箱根駅伝に出場した。
30数年前は力のある監督がいて、かなり上位にいたので在学中は私もお正月になると家族でよく応援していた記憶があるけど、最近はさっぱり…。
昔ほどの活躍は聞かないし、元々そんなに駅伝に興味もないから、あまり見ることもなくなっていた。
ところがである!
K君はかなりの大学駅伝ファンらしく、ぜひ一緒に駅伝を見てほしいと言う。
私は箱根駅伝くらいしか知らなかったけど、大学駅伝には女子駅伝、男子駅伝、予選、本大会など色々あるらしい😅。
私がスポーツに興味がないことはちゃんと気づいているけれど、かなりの駅伝好きのK君としてはぜひ一緒に楽しみたいと。
私も箱根駅伝なら楽しめそうだし、K君が解説してくれるならと、そこは心良くOKした。
かくして、1月2日と3日、数十年ぶりに新潟と東北のそれぞれの自宅で箱根駅伝中継を見ながら、LINEで一緒に応援し合うという遠隔デートが実現した。
K君からは事前にLINEで母校の箱根駅伝情報が山のように送られてきて、その熱量が伝わってきた。
昨年11月に大学の仲間に会いに行ったことも、仲間でLINEグループがあることも夫には話してあるので、「大学の仲間に駅伝好きがいて、有志で箱根駅伝を応援する」と家族には伝えておいた。決して嘘はついてない。有志がK君と私の二人だけということだ😁。
そんなわけで正々堂々とテレビに向かって、歓声をあげていたわけだけれど、途中でちょこちょことK君から解説が届いたり、初心者の私が的外れな質問をしても、上手に説明してもらったり…。これはこれで楽しい😆❗️❗️❗️
何より東北にいるK君とリアルタイムで繋がっている感じや、一緒に母校を応援する一体感。
50代なんてことは忘れてガチで青春感満載。
楽しかった❗️
残念ながら、K君の「なんとしても母校にシード権を獲得してほしい」(私は今回初めてシード権の意味を知ったほどの初心者…)という願いも空しく、母校はまさかの19位。だけど、出場出来ただけでも本当は素晴らしいことだし、きっとこの悔しさを来年からのバネにして頑張ってくれるはず。
そうK君と語り合い、私は内心、来年はともかく今年出場してくれたおかげでこんなに楽しい時間が過ごせたとホクホクしていた。
そんな時、K君から
「これで出雲の大会は出れなくなっちゃったから、箱根駅伝の予選会デートだな。10月に立川だよ。
デートする?」
というLINEが…。さりげない攻め!
思わず「いいですよ」と返した後に、あ、誘いにのっちゃったなと気がついた。
おりしも、次男の18歳の誕生日。うっかりしてたけど成人したのだ。
子ども二人がなんとか成人。
私も自分の人生に目を向けても良い気がした。
デートか…。相変わらず展開が速い。

