先週の日曜日に思い切って、東京に行ってきました。

東京に行くのは、なんと5年ぶり😳❗️

渋谷で「沖縄ウタ拝2022」を見るために。


偶然、カーラジオから「沖縄ウタ拝」のことが紹介されていて、どうしても行きたくなってしまったのだけれど、年末は忙しくわざわざ東京まで行く決心がつかないまま、公演前日になりました。

前日は、大学時代の友人と久しぶりに会う約束をしていて、彼女とゆっくりおしゃべりをして、大学生の頃のような気持ちになったら、やっぱり行こうかなと決心ができました。

家へ帰る高速バスの中で、電子チケットを購入し新幹線の時間を調べて。

決めたら案外、サクッと出来るものですね。


この沖縄ウタ拝は、歌手のCoccoが出演。

彼女の高校の芸術学科の同級生であるピアニストの辺土名直子さんとでプロデュースをしている公演で、沖縄ゆかりのアーティストたちが、沖縄の音楽、文化、歴史をピアノや歌、三線、ドラム、映像、踊りなどで紡ぐ総合舞台芸術。


私は長いことCoccoのファンなのですが、子育てと仕事に追われて、今まで一度も彼女の生の歌声を聴いたことがなかったので、一番の目的はもちろん彼女の歌を生で聴くこと。

長く沖縄への旅を重ねて、沖縄という土地とその文化にとても心惹かれる者としても、是非とも見たい舞台でした。


当然、Coccoの持ち歌ではなく、全て辺土名直子さんらがプロデュースする沖縄民謡などのみでしたが、だからこそ見れたのかもしれない圧巻の舞台でした。

噂には聞いていたけれど、あんな風に魂を込めて歌う人を私は今まで見たことがなかった。

まさに神がかりという感じでした。

Coccoのライブであればもう少し違ったのかもしれません。気心の知れた高校時代の友人や同じ沖縄の仲間たちと、沖縄が背負って繋いできたものを次の世代に引き継ぎたいという特別な舞台だからこそ見せた姿だったのかもしれません。


随分と急に決めて見に行った舞台だったから、自分も家族もびっくりしましたが、それだけ価値のあるものを見せていただいたと感じています。

(東京なんて2時間あれば行けるのに、このコロナ禍ですっかり遠い場所になってました😅)


心がけていることがあります。

目の前のチャンスを逃さないこと。「次の機会にしよう」という言い訳をしないこと。

50代になったら、次のチャンスがある保証なんてないと思っています。


今回の舞台だって、東京公演は4年ぶりだそう。

2015年に沖縄で始めて、2018年に東京公演をやって以来。

ここ数年で、次はないかもしれないという思いは私の中でものすごく、強く、教訓的なものに変わっています。

コロナ禍や親しい人たちの死、変化のスピードの加速化し想定しないことが起きる頻度が上がったことも感じるこの頃…。


沖縄のウタ拝から帰ってきた翌日に、新潟は凄い寒波に見舞われて、市内の移動さえままならなくなってしまった。

ガチの雪国だから1メートルくらいの積雪なんて大した事ないはずだったのに、完全に想定を上回る一晩の降雪量に、電車やバスはもちろん、車での移動さえままならない事態が発生😱❗️

夫と息子は仕事や学校に行けず、物流もままならずにスーパーからは品物が消えました。こんなの初めてです。

私たちがどれだけインフラの恩恵を受けて暮らしているのか、久しぶりに実感した。


やっぱり目の前のチャンス、逃してはいけない。

あなたがやりたいことが、今出来るなら、今やらなければ❗️

当たり前だと思っている日常が、明日も続くとは限らない。

そんな事を強く思う、クリスマスの夜です。

あなたが望むことを叶えてあげられるのはあなただけだから。

どうぞ望むことを臆せず叶えてほしい。


メリークリスマス。皆に幸あれ。