今日、新年度の人事異動が発表されました。

部下の配置希望は出せるけど、そっから先は知るよしもなく、部下と一緒に内示を待つのみだった、しがない課長です😅。


立場上、部下の異動希望は把握してるから、内示を見てはそれぞれの胸のうちをそっとおもんばかる、そんな一日でした。


自分もそうだったけど、新しい部署に異動したいと希望していても、いざ異動先が発表されると

「いやいや、無理です。」とか、

「ここじゃない部署が良かった。」とか、

「やっぱり異動したくなかった。」など。

動揺することも多いもの。


だけど、不思議なもので、本人がそう感じていても、周りから見ると「なんだかあの人にピッタリだ!」と思われていたりして。

自分が思う自分の適性と、周りが感じてる適性ってズレていることが多い。

そして、意外と人事部ってそれぞれの適性を見極めているなと感じます😅。


100%完璧な人事なんてない。

そこを自分の居場所に出来るかどうかは、結局は自分次第。

どんな部署でも、与えられた役割を一生懸命にこなしていれば、そこがその人の居場所になる。

恐れるなかれ。


そうは言っても、荷が重すぎる。

そう思うこともあるだろうけど、人間なのだから得意不得意があるのは当たり前。

得意な仕事は苦手な人の分まで頑張れば良いし、苦手なものは得意な人を頼って協力し合えばばいい。

わからないことは聞けば良いし、部下や同僚、上司に相談しながら進めればいい。

ちゃんとコミュニケーションさえ、はかれていればなんとかなるもの。

どちらかと言うと、仕事内容よりもコミュニケーションの取り方や、そこから生まれる人間関係の方が大きく影響する気がします。

ほんの一言かけるだけで、気持ちって随分違うんだよね。


春はお別れと、出会いの季節。

サヨナラは寂しいけれど、人生は何かを手放さなければ、新しいものは手に入らないものね。

この春もお世話になった何人かの先輩たちが職場を去っていくけれど、素敵だなと尊敬している先輩たちは部下にもきちんと感謝の言葉をかけてくださる。

その一言が心を動かし、

人を動かすのですねぇ。