7月にミルクさんが斜頸を発症した話です。
ウサギさんがよくかかる病気のひとつに「斜頸」があります。パツレラ菌が原因の時と、エンセンファリトゾーンという寄生虫が原因の場合があるらしい。
実は前に飼っていたウサギさんも斜頸にかかり、最後はずっと首が曲がってしまっていたので、病気のことは以前から知っていました。
(先代のウサギ、ちび子さんは最後の半年ほど、斜頸により首が右に傾いたままの状態でした)
ミルクさんが斜頸を発症したのは7月のこと。
とても暑い日で、夜になったらケージの入り口に丸まって動こうとしない。
一日中クーラーをつけたのは初めてだったから、寒かったのか?もしくは臼歯不正咬合か?と、ネットで翌日の受診を予約。
でも、いつも不正咬合が原因の時は物陰に隠れようとするけれど、動きは良い。今回は隠れもしないので、ちょっと様子が違うと感じてました。
翌日、一旦、仕事に行き、受診時間に合わせてミルクさんを迎えに行くと、あれ?いつもは見えない白目が見える😳。
気になりながらも車で15分の獣医さんに到着すると、様子が変❗️
首を振って、目も眼振が。
どうやら首が片側を向いてしまって、それを戻そうとするのだけど、戻せない様子。白目が見えてしまうのも、同じで前を向こうとするのに、片側に眼が引っ張られてしまう。
とにかく目つきがおかしく、人間で言えばロンパリのような感じ。
これは間違いなく、いつもの不正咬合ではなく、斜頸だと感じました。
診断はやはりそう。
医者からは「斜頸自体は命に直接関わるものではないけど首の傾きがこのまま残る可能性は高い。」と😰。
先代のウサギ、ちび子さんのことがあったので、私的にはミルクさんまで同じ病気にしてしまったと激しく後悔😢。
ミルクさんは服薬が苦手で、いつも食欲が落ちると注射で対応してもらっていたのに、斜頸は注射はなく服薬するしかないと言われ、2度目のショック!
それでも朝晩二回の服薬タイム。
夫と二人がかりで2週間頑張りました。
二日ほどは本当に難儀そうで動かず、食欲も戻らず。トイレに行く体力もないようで、尿でゲージの底がグショグショになったのには驚きました。
幸い、発症してすぐに受診し服薬させたのが良かったのか、3日くらいで首の傾きや、目つきが目立たなくなり(眼振と首振りは受診後、帰宅するとすぐに落ち着いたので、斜頸で体調が悪く車酔いしていたのかも)、1週間でほぼ全快。
先代のウサギの件もあって、ほぼ治らないだろうと覚悟していたので、本当に奇跡だと思っています。
とにかく服薬させるのが大変でした。
バスタオルでくるんで口だけ出して、りんごジュースに砕いた薬を溶かしたものをシリンジで口に押し込む😅。
これがなんとも…。バスタオルから抜け出そうとするわ、顔はそむけるわ、そのうちバスタオル見ただけで逃げるわ、大変でした😅。
それでも、この先も何があるかわからない高齢ラビットなので、服薬のさせ方を覚えたのは良かったです。
ま、りんごジュース味だから、最後は飲むんですけどね。これがまた、可愛い😍
🐰:今はもう、こんなに元気!

