5月22日(土)

今週もずっと仕事が忙しく、コロナ禍で先の読めない日々が続いていた。

物理的と言うより、精神的にだっくりである😩。

これは間違いなく災害だ…。


そんななか、なんとか時間をやりくりして耳鼻科を受診してきた。

既に発症して4か月。予想通り、聴力に変わりなし。発症して2日後に受診した時から、入院治療を経て現在まで、ほぼ改善なし。

「この一か月体調の変化やストレスはなかったですか?」と聞かれ、体調に変化はないが、ストレスは常にあると答えました😅。それもかなりの、とまでは言わなかったけどね。


主治医からは前回受診時にこれで治療は終了すると説明されていたし、今回も一応「どうしますか?」と聞かれたけれど、迷わず終了。

ただ、最近疲れたり、ストレスが強くかかると耳閉感や聞こえの悪さが強くなることがあって、念のため薬だけはもう一か月分処方してもらいました。血管拡張剤とか4か月も服薬私続けてるので、ここで急にやめて、仕事のストレスが今のレベルでかかり続けたら血管詰まっちゃうんじゃないの😱?なんて、つい妄想しちゃって…。


それでも治療を終了したことは自分のなかてひとつの区切りにしたいと思っています。

いそいそと入院費の保険請求手続も終えました😁


突発性難聴の後遺症として、私の右耳は高音域に70dBほどの中度難聴が残り(低音は40dB程度の軽度)、耳閉塞感と耳鳴りが常にあります。

幸いこの4か月で、左耳がかなり補聴するようになり、あまり雑音がない場所では聞こえに困ることはほとんどありません。


今だにネットやブログを見ては、聴力は無理でも耳鳴りや耳閉感だけでも改善できないかと思うこともしばしばですが、仕事を休むことや経済的なことを考えるとそれほど積極的に何かをしようという気持ちにもなれない。


むしろ、自分の人生において起こるべくして起こった事として受け入れようと思っています。

おそらく身体や心に何らかの負荷をかけてきたのは事実だし、そんな風に思ってこなかったのも事実。

自分は丈夫で健康体だと思いこんでいたし、メンタルも強いと思ってきた。

突発性難聴になって、同時に仕事上でもいろんなストレスが続いて、身体にも負担をかけてきたことも、メンタルだって無理すれば限界が来るということもよ〜くわかった。


一方で仕事を続ける限り、こうしたストレスをゼロにすることは無理だし、自分の性格からしても投げ出すことは出来ないんだと分かった。

だからと言って、仕事はやめない。

子供たちを無事育てるために、一緒に働く仲間のために、何より自分が後悔しないために。多少の傷を負うことはやむを得ない。


50代に突入した私の身体はこれからどんどん老いていくだろう。これまで頑張れたことでも、同じようには頑張れなくなることが増えるだろう。

突発性難聴になって、改善しなかったことはこんな私への大切なメッセージだったに違いない。

人間は何かを失くした時、必ず何かを得ているはずだ。


疲れた時は右耳が教えてくれる😁。

倒れる前には、後戻りが出来なくなる前には、私のアラームはちゃんと鳴る!

神様ありがとう、きっと私はラッキーだったに違いない。


西表島のマングローブの新芽🌱。ただ真っ直ぐに伸びていく。

世界はどんな時にも何かが新しく生まれ続ける。ああ、早くまた旅に出かられますように。