5月3日(祝)
連休3日目。
たいした予定もなく、ひたすらのんびり過ごしている😆。休むと途端に疲れが出て、肩と背中は鉛を貼り付けたようなダルさ。
あと2日でこの疲れはとれるのか⁉︎
一昨日からついにNetflixに入って「愛の不時着」を見ている。噂どおりの面白さ😆😆😆❗️連休を持てあましている方、超オススメです。
なんといってもヒーロー役の不器用で熱い、それでいてクールなキャラがたまらない😆。
そうは言っても、働く主婦。
連休でなければできない家事はちゃんとやってます。
衣替えと、着物の手入れ。
私が結婚する時に、母がひとそろい着物を用意してくれました。
もう二十年以上前のことだし、母は昔の人だったから、娘がお嫁に行くにあたって、訪問着と、色留袖、それに喪服と帯、小物。ちゃんとひとそろい揃えてくれていました。
そうは言っても、しがないサラリーマンに嫁ぎ、近くに子供を見てくれる人もなかった私に、着物を着る余裕など全くなく😅。
仕立ててもらった着物も実家に置きっぱなし。
唯一、次男の七五三の時に、さすがにここで着なければ一生着ないのでは⁉︎と、訪問着を写真館に持ち込んで写真を撮りました。
その時に、着付けてくれた美容師さんから「レンタルの着物と違って良い物ですよ。お母さんが娘を思ってちゃんとした物をしつらえてくれたんですね。」と言われ、初めて母がかなり頑張って仕立ててくれた物だったのだと気づいた。
その時も、「写真をとったら実家に持ってきなさい。手入れしてしまっておくから。」と言われ、また母にお任せ😅。
それから何年かして、母から
「着物を持っていきなさい。」と言われ、ようやく嫁入先に持ってきた次第。
同じ頃、姉も同じように着物を持たせられていて(姉もお任せの人だった😅)、後になってから、自分の体調の変化を察した母が、これ以上、娘たちの着物を管理してあげられないと悟ったのだろうと気づいた。母の難病が見つかったのはその後すぐ。
だからといって、持ってきた着物を着ることもなく、私が袖を通したのは母のお葬式でした😢。
それまで着物を着るとか、お葬式と言えば、あれやこれやと母が世話を焼いて必要な物を用意してくれていたので、いざ自分で着物を着ようとなったら、小物やら肌着やらの支度とか、着物を着た後のクリーニングとか、ホント、わからなくて困った😅。
些細なことではあるけれど、今さらながら、母親のありがたさや、心配りが伝わってきて、いまだに着物を出し入れしていると涙がこぼれます。
母が亡くなった翌年には父も亡くなり、もう一度、喪服に袖を通した。
残念ながら、その後はすっかり桐箱に仕舞い込んだままだけれど、春と秋には防虫剤を入れ替えて、風を通して、大切に保管しています。
私は三人兄妹の末っ子で、両親はうるさいことは一切言わず、ただ愛情だけをそそいでくれた。
容姿が優れているわけでも、とりわけ頭が良いわけでもなかったし、ましてや気が聞く方ではさらさらなかった。
親がボヤく要素は山のようにあったはずなのに、可愛がられた記憶しかない。
もうアラフィフになるが、未だに親から注いでもらった愛情は私の生きる力になっている。
自分は子供たちに同じ事が出来ているのだろうか😅?