4月23日(金)

1か月ぶりに、漢方内科を受診してきた。

元々、突発性難聴を少しでも良く出来るよう、血流を整えるために、肩こりを理由に受診したのだが、結果、肩凝りも突発性難聴も改善せず。


血液検査の結果がわかり、内臓的にも婦人科的にもなんの問題もなかったので、更年期症状を見据えた服薬はやめましょう、漢方薬を変えますと処方されたのは葛根湯😅。

なんかもういいや。とりあえずまだ更年期症状と言えるほどのホルモン状態でないのがわかっただけ良かったか。


今、楽しみにしている映画がある。


「なぜ君は総理大臣になれないのか」という大島新監督のドキュメンタリー映画で、昨年キネマ旬報ベストテン映画1位をとり、話題になって
映画だ。

現職の立憲民主党議員・小川淳也さんを17年に渡って撮り続けた力作であるらしい。

評価は高いが、地方の映画館での上映がなく、ようやくうちの市でも、映画好きの民間団体さんが上映してくれると言う。


そして、今、無償に私は腹が立っている😤。


これに対して、反対意見が上がっていると言う。

理由は衆議院選挙が見込まれる時期に、これが立憲民主党の選挙に有利に働くからやめろと。

私は企画してくれた団体さんと親しくはないが、もう10年以上、地道に地方ではなかなか見れない良い作品を、身銭を切る覚悟で上映してくれていて、そこに政治的な意図や目的がないことは良くわかる。

運が悪かったのは、ここの選挙区で立候補する同じ党の議員が、Twitterでこの上映会を「見に行って下さい」とTweetしたこと。もちろん主催者とはなんの繋がりもない。

これが対立政党の関係者の目にとまったらしい。


確かに立憲民主党の現職議員を追ったドキュメンタリーだけれど、他県の選挙区の議員だし、そもそも政治活動のために作られた作品ではなく、日本の政治全体の実情を描いたもの。

これを見て小川議員のファンになっちゃう人もいるかもしれないが、見る人の受け取り方は様々で、小川議員を良いと思う人もいればダメな政治家ととる人もいるだろう。ちなみに口コミを見れば多くの人が映画を通して、小川議員というより日本の政治全体について考えたとの感想を述べている。


反対している人は、主催者に政治的な意図がなくて、作品のテーマが違っていても、結果的に政治活動につながっているじゃないかという理論。

現にその党の議員がSNSで利用してるじゃないか、けしからんと言うことらしい。

(それなりの立場のある方が、自身のブログで堂々と。善良な市民の活動に色眼鏡でケチをつけている。)

つまり、作為的にやっていなくても、不作為だって許されるものではないと言っているらしい。


でも、このご意見での「不作為」っていわゆる個人の心の反応のことであって、主催者や作品にはそんな意図は全くない。もちろん思想・言論の自由が保障されている日本で、映画を見た人がどう感じるかなんて当然、個人の自由だ。

話題の映画として見たいと思う人はたくさんいるだろうし、興味のない人だって多い。


ようするにゴリゴリの政治的な意見が市民の文化芸術活動に殴り込みかけてきた感じ😩。

主催者にすれば通り魔にあったようなもの。


なんだか、こんなところにまで「選挙、選挙」と持論を持ち込んで、自分の畑を守ることばかりやっているから、日本の投票率は落ちるばっかりなんじゃないかしら?

今の若者の多くが、こんな政治家にも政党にも興味関心が持てず、どっちの政党とか言ってる場合じゃないとこまで来てるのわかってるのかな。

自分たちの党に一票でも多くとか言ってる場合じゃなくて、選挙そのものに行かない層がどんどん増えてるというのに。


肝心のところがちっともわかってない。

やってる人たちが、自分の利権のためにしか動いてないような気がするもん。


文化芸術に政治的な介入をするのはそれこそやめてほしい。映画好きとしては。

今日は日本の現実に憂いてみました😅