3月21日(日) お彼岸
今日は実家に行ってきた。実に4か月ぶり。
お正月は大雪とコロナで行けなくて、年が明けたら….と思っていたら突発性難聴で入院した。
退院してしばらくは体力が落ちて、車で1時間の実家に行くのも自信がないほどに。
で、色々あって、ようやくの今日。
久しぶりに兄と姉に会って、両親の仏壇をお参りして。落ち着くね。
ここのところ、色々あってメンタルが整わない。
主な原因だった仕事の方はだいぶ落ち着いたから、もう元に戻ってもいいんじゃない?と思うんだけど、ふとした瞬間に何かに引き込まれるように不安感に襲われる。
複合的なものだけど、大きな不安要素としてウサギのミルクさんのこと😢。
前のブログでも書いたけど、彼女は臼歯の不正咬合があって定期的に全身麻酔で臼歯カットが必要。いつもなら、それが終わると食欲がぐんと戻り元気いっぱいになる。
だけど、今回は臼歯カットの前から、尿が透明になって気になっていたんだけど、食事が取れないとそうなるみたいだから、臼歯カットが終われば元どおりの白濁した尿になると思っていた。
臼歯カットをして10日。まだ戻らないのである。
食欲は戻ったし、元気なんだけど。
尿は相変わらず透明に近い。
臼歯カットの時に4か月前と体重が300gちょっと減っていてびっくりした。1700gが1300g。
これはちょっと心配だ。臼歯の不正咬合の他に何か体調不良が隠れているのではないか?
ウサギは体調の悪さを隠す生き物だそう。元気そうに見えても安心は出来ない。
とりあえず、昨日、獣医さんに相談し、尿検査キットをもらって家で検査。
結果、ビリルビンとウロブリノーゲンが陽性に。明日、また獣医さんに結果を伝えて相談する予定。やはり内臓機能にどこか問題があるのか?
私は去年、一昨年と両親と幼なじみを亡くしていて、どうにも家族が死ぬということにトラウマがある。
人や生き物が死ぬのは自然なことで、トラウマになるようなことではないのだろうけれど、心の傷がまだ乾かない。想像しただけで、心が辛くなるのだ。
そんな不安定なメンタルで帰ってきた私に、ミルクさんがそっと寄り添ってきた。
ウサギの毛は本当にふわふわで、膝に乗せると温かい。
彼女も本当にリラックスして、気持ち良さそうにしている。
しばらくミルクさんに寄り添っていたら、心が次第に落ち着いてきた。
縁あって我が家にやってきた小さなウサギ。
彼女と心を通わせて、寄り添っている時間は本当に幸せだ。
人間も含めて命には必ず終わりがある。
今、生きたもの同士が寄り添う時間は本当に貴重な瞬間だ。
両親が亡くなった時も、生きていた時に一緒に過ごした時間のなんとかけがえのなく、幸せな時間だったのかと悟った。
小さかった息子たちもあっという間に大きくなった。あの頃は、育児が大変で早く大きくなればいいといつも思っていたのに。
なんだかミルクさんに、
「必ずいつか来るその日を怖がるんじゃなくて、今、一緒にいる幸せをちゃんと感じようよ。」
そんな風に言われた気がした。
今、ここにある幸せをきちんと大切にしよう。
未来よりも、過去よりも。
