2月14(日) バレンタインです
一ヶ月治療をして全く効果が出なかったと判明した昨日。このまま突発性難聴が治らない確率がぐんと高くなった昨日。
それを引きずり朝からテンション低めでしたが、唯一、自分に許している家事・料理をしまくりました😤。
・朝食にワッフル
・作り置きも兼ねて、豚の角煮、牡蠣と白菜のクリームスープ
そして、3時間料理して、疲れて気持ち悪くなるというオチ。しかも3時間かけた料理も一晩で消費される😭。
前はこんなくらいで疲れるなんてなかったけどね〜、なんででしょう?治らないかもという気分の問題か?
よし!気持ち切り替えて行こう!
旅行に行けないなら、映画だ!
映画館には行けないし、最近はコロナで大好きな洋画もほとんど供給されないので、amazon primeで。便利だわね〜。DVD借りたり、返したりもいらないなんて。
今日見た映画は、「Fukushima 50」
去年、見たかったのだけど、コロナ禍で映画館に行けず見れなかった作品。
おりしも、昨夜、福島、宮城で東北大震災の余震として10年経つにも関わらず、震度6強の余震があったばかり。
東北大震災の時は、職場にいてテレビもなく、現地の状況も最初は断片的にしかわからなかった。その後、原発事故で避難せざるを得なかった方と関わった。
映画を見て、現場で被害を最小限にくいとめようと戦った人たちの想いが伝わってきて、胸が痛くなる映画だった。
まだ、帰れない人たちや、帰れてもたくさんのものを失った人たちがいる。東電の責任は重いと思うけれど、そこで命をかけて戦った人たちたちがいたのも事実。どんな物事にも真実は多角的にあり、立場が変われば見える物も違う。
私、旅行と映画が好きなのは、自分がいる日常から一歩離れた世界に身を置くことで、自分が抱えているものを違う視点で見るきっかけをつかめるから。
昨日から、治らないかもしれないという事に心を引っかけて動けなくなっていたけれど、少し冷静になって自分の置かれた状況を見つめたら、例え治らないとしても、私が失うものなんて、些細なものでしかないと思えてきた。
それにもしも入院治療で効果が出ていたら、私はすぐに以前の生活に戻って、身体の声を聞くこともせず、無理して働き続けていただろう。
今回の発症で、学んだことはたくさんある。
周りを信頼して任せること。
自分一人でやろうとしないこと。
身体の声をちゃんと聞くこと。
きちんと休むこと。
頑張ってもどうしようもないことは受け入れること。
目に見えないだけで、もしかしたら、治らないことと引き換えにもっと大切なものを手に入れているのかもしれない。
