1月28日(木) 入院7日目
すっかり入院生活にも慣れ、仕事復帰が億劫な気持ちまで芽生えてきた次第😅
いけない、いけない。

今日は入院後、初めての聴力検査と審査がありました。
入院して一週間、かつてないほど安静に過ごし、バランスの取れた病院食をいただき、仕事や家庭のストレスからも開放してもらいました。
そして、普段は全く使わない薬を毎日点滴。
おかげで長く、36度を下回ることが多かった体温はずっと36.5度以上!血圧も今日も上が104!
職業病の酷い肩こりもなりを潜めています😆

だから、良くなってると思ったんだけどな〜😢
残念ながら、検査の結果は芳しくありませんでした。ただ、ほんの僅かだけは数値の改善が見られるので、改善が全くないよりは期待して良いとのこと。

仕事のこともあるので確認したところ、予定どおり入院は9日間で終了。後はかかりつけ医で服薬を続けながら様子を見るしかないようです。
「3か月くらいは回復が期待出来ますからね。でも、完全には治らないかもしれません。」

あ〜😭、完治できる3分の1の患者にはなれないかもしれないなぁ。

まあ、左耳がきちんと聞こえるおかげで、職場復帰や社会生活には大きな支障はないでしょう。
仕事をお休みする時に、「復帰する時には、皆さんの心の声までよく聞こえるスーパー聴力を身につけて帰ってきますね!」と宣言したことだし、これをきっかけにもう一度、誰かの心の声にちゃんと耳を澄ませられる人になるよう努めよう😌。

そして、これからは何事も自分で抱え込み過ぎないようにしよう。
これまでコロナ禍でありながら、課長だから!って避けてきた在宅勤務からやってみようと思っているところです😅。

なんでも、このステロイド剤、免疫力を下げる副作用があるそうなので、退院後に無理して感染症にでもかかったら、またご迷惑かけますものね。
「JR上野駅公園口」 柳美里

今日の読書。
作者の柳美里さんの本は、長男を出産した頃に同じく出産体験を元に書いた小説を4冊ほど読んでいます。
それ以来かな。
昨年秋に全米図書賞を受賞して、書評にも取り上げられていたので久しぶりに読んでみようと思い、今回の入院で唯一、購入した(夫に頼んで)本。

上野駅公園付近で暮らすホームレスと東日本大震災を背景にした小説だけど、これ、外国の人には結構、難しいんじゃないかな😅。
福島県南相馬あたりの宗教の背景とか、上野駅に対するある世代の日本人の持つ郷愁とか。文化的、地域的背景なくして、翻訳で読んだ時にどうなんだろう?
私には正直、難しいところが多かった気がします。
ただ、ここのところ、「あ、この本を読んでみたい」と思っても、時間が取れずにいたので、気になる本を読める時間をいただいたことが一番の贅沢でしたね。