前編はこちら
会長の3110です。
前編から結構時間が経ってしまいましたね。
その間に世間の方にもいろいろと動きがあったようです。
では、「閉ざされた空間が舞台の名作映画集」、後編をどうぞ
―=ΞΣ((( / ・ω・)/
『シャイニング』(第81回)
1980年 119分 監督:スタンリー・キューブリック
スティーヴン・キング原作のホラー小説を、キューブリックが大幅な改変を加えて映画化した作品。
原作よりも恐怖を追求していて、いくつか謎を残したまま終わってしまいますが、独特の不気味さ、気持ち悪さがキューブリックの演出とマッチしており、ホラー映画としてこれ以上ないほどクオリティの高い作品です。
『ショーシャンクの空に』(第55回)
1994年 142分 監督:フランク・ダラボン
言わずと知れた名作ヒューマンドラマ。
殺人容疑で逮捕された銀行員のアンディと、他の囚人たちの交流を描いた作品です。
作中では19年という長い年月が流れ、ポジとネガの落差が凄まじい作品となっています。
『スピード』(第22回)
1994年 115分 監督:ヤン・デ・ボン
爆弾が積まれたバスを舞台に、SWATの隊員であるジャックの戦いを描いた作品。タイトル通り全編通してスピーディーな展開が繰り広げられます。
物語の大半はバスの中で展開されるのですが、度重なる危機や乗客たちの丁寧な描写により、まったく飽きません。
そしてヒロインがかわいい。
『タイタニック』(第1回)
1997年 195分 監督:ジェームズ・キャメロン
タイタニック号の出向から沈没までを描いた作品。3時間越えの長尺なので、今の時期家で観るのにむいているかもしれません。
ジャック(貧乏な旅人)とローズ(名家の令嬢)の対比や、消えた宝石の行方など、ヒューマンドラマやミステリーの要素も含んでおり、単なるラブロマンスの枠に収まらない作品です。
「名前は知っているけど観たことない」という人は、この機会に観てはいかがでしょうか。
『ディープ・ブルー』(第85回)
1999年 105分 監督:レニー・ハーリン
低予算作品が量産されるサメ映画界において、『ジョーズ』と並んで高評価を得ている作品。個人的には『ジョーズ』より好きです。
太平洋上に孤立した研究所を舞台に、人間並みの知能を持ったサメに襲われる恐怖を描いた作品。
いかにもメインっぽい人物がすぐ死んだり、すぐ死にそうな人物がなかなか死ななかったりするので、最後まで誰が生き残るのかわからない緊張感がたまりません。
『エイリアンVS.プレデター』(第99回)
2004年 101分 監督:ポール・W・S・アンダーソン
南極の地底に埋められたピラミッドで行われる、プレデターたちの成人の儀式に巻き込まれた人間たちの話。
賛否両論の作品ですが、大筋を知っておけば割と楽しめる作品になっていると思います。
ストーリーで特筆すべき部分はありませんが、やたらと強いグリッドエイリアンとか、ところどころでユーモアをのぞかせるスカープレデターなど、見どころは結構あると思いますよ。
『ターミナル』(第71回)
2004年 129分 監督:スティーヴン・スピルバーグ
紛争によって国籍を失い、空港から出られなくなった男の話。
何も悪いことはしていないのに理不尽な目に遭いまくるビクターが不憫でなりませんが、彼の行動力と精神力、そしてコミュ力を駆使して道を切り開いていく様子からは、勇気をもらえます。
『硫黄島からの手紙』(第54回)
2006年 140分 監督:クリント・イーストウッド
太平洋戦争における日本の最後の砦、硫黄島が落とされるまでを描いた作品。
画面には終始寒色が使われており、全編を通して重く暗い雰囲気が漂っています。
観た後は鬱な気分になること間違いなしなので、お気を付けください。
『10 クローバーフィールド・レーン』(第168回)
2016年 103分 監督:ダン・トラクテンバーグ
怪しげな男によって地下に軟禁された主人公が、地上への脱出を試みる話。
SFとホラーとミステリーをごった煮にしたような作品で、謎が謎を呼んだ展開が続くうえ、作中で登場するあらゆる謎は一切明らかにされることはありません。
終わり方もすっきりしないので、好き嫌いが分かれる作品だと思いますが、好きな人はとことんはまると思います。
―=ΞΣ((( / ・ω・)/
前編よりかはメジャーな作品が多かったと思います。
暇を持て余している方がいましたら、パチンコなどにはいかず、家で映画を観ましょう。
続く……