=第157回= 『仮面ライダードライブ サプライズ・フューチャー』 | 3110 - 映画研究会

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会長の3110です。

時間があるのに映画を観る気力がわかない。

これ、数か月に1回くるんだよなぁ。なんなんだろこれ。

 

     ―=ΞΣ((( / ・ω・)/

 

 

『仮面ライダードライブ サプライズ・フューチャー』

   

     2015年 62分 監督:柴崎貴行

 

  ※画像をお借りしています

 

  〔あらすじ〕

 泊進ノ介 =仮面ライダードライブは市民をロイミュードの脅威から守るために日々戦い続けていた。

 2015年8月6日、港区のエネルギー施設で巨大ロイミュードに向けてトレーラー砲を発射しようとすると、突如現れた青年に止められる。さらに進ノ介の意思に反し、発射されたトレーラー砲は巨大ロイミュードのみならず、同時に周囲のエネルギー施設に甚大な被害を与えてしまうという事態を起こす。原因はドライブドライバーベルトさんの異常だった。すぐに正常に戻るも、その内部には何か制御できないものが確認されていた。 

 青年は未来から来た進ノ介の息子を名乗り、未来の惨劇を回避するため、進ノ介に協力を求める。(Wikipediaより)

 

     ―=ΞΣ((( ∩ ´ ∀`)∩ コ コ マ デ!

 

 

ブログ初めて1年半ほど経ちますが、あらすじをWikipediaからコピペしたのは初めてです。

今度からこうしていこうかな……。時間も大幅に削減できるし。

まあ、これからもできるだけ自分で書いていこうと思います。

 

 

さて、先日ようやく『仮面ライダードライブ』を最終回まで観終わりました。

これで私が完走した平成ライダーは、クウガ,555,電王,ディケイド,Wに続いて6作目ですね。

 

今ではすっかり売れっ子になった竹内涼真くんが主演です。

なんとバイクに乗りません(電王でさえ結構乗ってたのに)。

 

 

で、本作は『仮面ライダードライブ』本編の第40話と41話の間の話として描かれています。

実質ラスボスであるゴルドドライブが登場し、クライマックスを目前に控えた時期ですね。

 

感想ですが、仮面ライダーの夏映画の中でもかなり好きな方かもしれませんね。

 

戦隊との関係上、仮面ライダーの映画は尺が短めなんですが、中でも本作は特に短いですね。

物足りないかもしれませんけど、短尺の映画にもいいところがあるんですよ。

それは、展開が早いこと。だれてる暇なんてないのです。

 

本作も、序盤から急展開の連続。

起承転結の起は、必殺技を突如現れた青年に邪魔されるところから。

  

しかもそいつは、自分は未来から来た進ノ介の息子だと言う。

ドライブ本編は、平成ライダーの中でも科学的要素が多い作品で世界観もそこそこリアルなので、結構ぶっ飛んだ展開には驚きましたね。

つっても、機械生命体とかいる次点であれかな。

 

 

その後も、未来から新型のドライブ(敵)がやってくる! なんとか倒すどベルトさんが暴走する! 進ノ介自らの手でベルトさんをぶっ壊す! と怒涛の展開が続きます。

約1時間とは思えないボリュームです。

 

 

そして、本作を語るうえで欠かせないのが、超デッドヒートの存在でしょう。

  

ベルトさんは自分がぶっ壊してしまったため、進ノ介は変身できません。

チェイスに託されたマッハドライバー炎を使おうとしても、チェイスのシグナルバイクでは進ノ介は変身できません。

万事休すの進ノ介が機転を利かせ、トライドロンのキーを刺して変身したのが、この超デッドヒートドライブ。

 

急ごしらえのフォームなので、性能は基本フォームのタイプスピードよりも下です。

どん詰まりの状況で変身する弱いフォームで強敵に立ち向かうとかもうね、ロマンの塊ですよね。

 

劇場版仮面ライダーW第3回)に登場する仮面ライダージョーカーによく似たフォームですよね。

基本フォームより性能が低いこととか、いつもの相棒の力を借りず一人で戦うところとか。

そして何より、一人で戦った後に相棒と再会するところ。

  

絶体絶命の状況、強敵を前にして笑い合う進ノ介とベルトさんのシーンとかすごくいいですよね。

 

そしてOPを引っさげて満を持して登場するタイプスペシャル。

  

もうね、絶望しか感じない展開が続いた後の「SURPRISE-DRIVE」の爽やかさといったら。

 

 

ものすごくまとまった作品でしたね。

本編のいいところと本編にはないいいところが合わさった、とてもスッキリする作品でした。

 

 

     ―=ΞΣ((( / ・ω・)/

 

ちなみに、本作の敵108を演じるのは新田真剣佑くん。

竹内涼真vs新田真剣佑とか、特撮ではもう観られないカードじゃないでしょうか。

 

 

続く……シンゴウアックスは本当によくベルトぶっ壊すね