=第131回= 『キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャン』 感想 | 3110 - 映画研究会

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会長の3110です。

作品募集の締め切りが、9月20日から10月1日に変更されました。

思ったより作品が集まらなかったのでしょうか。

いずれにしてもこれはチャンスであります。駆け足で編集していた規定部門にもっと時間をかけ、いいものにしたいです。

 

     ε=ε=ε= ヾ(*~▽~)ノ

 

 

『キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャン』

   

2002年 141分 監督:スティーヴン・スピルバーグ

 

  ※画像をお借りしています

 

  〔あらすじ〕

 少年フランク・W・アバグネイル・jrは、17歳の時、両親の離婚をきっかけに家を飛び出す。

 お金を手に入れるためにフランクが思いついた方法は、小切手偽造詐欺だった。

 FBI捜査官のカール・ハランティは、フランクをあと一歩まで追い詰めるも、機転をきかせたフランクに騙されてまんまと逃げられてしまう。

 これが、フランクとカールの、長い追いかけっこの始まりだった。

 

     ─=≡Σ((( つ•̀ω•́)つ コ コ マ デ!

 

 

さて、ずっと前から観たかった作品です。

先週Amazonプライムで観ました。

 

面白かったです。私好みの作品でした。

スピルバーグの作品、癖が強いとしてもはずれはないね。

 

 

 

レオナルド・ディカプリオ演じる主人公は、お父さん思いの17歳。

心が不安定な時期に家庭が崩壊してしまい、家を飛び出してしまいます。

 

小切手偽造詐欺に手をつけたフランクは、その後もいろんな職業を転々とします(もちろん無免許で)。

この辺、「どう考えてもばれるだろ」な場面が連続するわけですが、ツッコむな。ネタなんだから。

 

やっぱり史実を基にしていても、程よくフィクションを混ぜた方が面白くなるよね。

『エド・ウッド』(第114回)とかね。

 

 

 

そんなフランクを追うのが、トム・ハンクス演じるFBI捜査官のカール・ハランティ。

初対決で打ち負かされたカールは、ベテランとしてのプライドに賭けて、フランクを追います。

 

このフランクとカールの関係が好きです。

フランクが一方的にカールを翻弄しているように見えて、カールはフランクが抱える寂しさを察します。

 

フランクは知らず知らずのうちにカールの存在を心の拠り所とし、カールもフランクに寄り添おうとします。

 

 

この2人がまるで親子のようで、2人の会話や境遇から見ても、それもあながち間違いではないんじゃないかと。

 

 

ツッコミどころもありますけど、素敵な映画です。

おすすめします。

 

 

     ε=ε=ε= ヾ(*~▽~)ノ

 

本作に登場するカール・ハランティは実在せず、フランクを追ったいろいろな人物をモチーフにしているそうです。

フランク本人が、あの時こんな人に会いたかったという人物像なのかなー、と勝手に想像してみます。

 

 

続く……パパを演じたクリストファー・ウォーケンもはまり役