※この記事は、第40回の記事に主題歌を貼り、追記して再投稿したものです。
第41回は投稿済みです。
会長の3110です。
先日、映画研究会内で、スタジオジブリ製作の長編映画の人気投票を行いました。
5人しかいないので、あまりポイントに差はありませんが。
〈詳細〉
1.好きなジブリ映画ベスト5を選ぶ
2.『風の谷のナウシカ』も対象とする
3.2作品まで同率で選択可能。選ぶ映画は5作品のまま
4.5位を同率で2作品選ぶ場合のみ、6作品選択可能
5.1位=10pt,2位=8pt,3位=6pt,4位=4pt,5位=2pt で計算する
6.同率で2作品選ぶ場合、ポイントをひとつ下の順位と分割する
同率1位の場合→9pt 同率5位の場合→1pt
分かりにくい説明だなぁ。まぁ、なんとなく覚えていれば結構です。
では、14位からどうぞ。
ε=ε=ε= ヾ(*~▽~)ノ
〔14位〕 『ホーホケキョ となりの山田くん』 2pt
1999年 104分 監督:高畑勲
「家内安全は、世界の願い。」
げいちゃんが5位に選んだ映画です。予想外すぎてこんな顔Σ(゚д゚;)になりました。
げい「なんでや!」
記憶の隅にすら残っておらず、
げい「山田くんいいやろ!」
観ていないので紹介もできないという。
げい「山田一家にあやまれぃ!」
そして主題歌の動画も見つからない。
〔12位〕 『平成狸合戦ぽんぽこ』 4pt
1994年 119分 監督:高畑勲
「タヌキだってがんばってるんだよォ」
同率で12位にランクインしたのはこちら。
住処を奪われてゆく狸たちが、人間に戦いを挑みます。
ゆるい雰囲気の作品かと思いきや、扱うテーマや内容は結構ハードで、劇中人間の死がいくつも描かれています。
本作を観て感じる教訓、気づく風刺は様々でしょう。今の日本人が観るべき映画のひとつではないでしょうか。
主題歌です。久々に聞いた。懐かしい。
〔12位〕 『風の谷のナウシカ』 4pt
1984年 116分 監督:宮崎駿
「少女の愛が奇跡を呼んだ。」
スタジオジブリの原点ですね。公式でもジブリ作品として扱われているため、今回の投票の対象にさせていただきました。
文明崩壊後の、生き残った人類の試練を描いています。
作風は『もののけ姫』と並ぶくらい、ジブリ映画屈指の重いものとなっています。
最近の作品に比べると、テーマがはっきりしていますね。
形は違えど、現代社会に当てはまる部分も見受けられます。
一応主題歌。私の記憶が正しければ、映画では流れなかった気がする。
〔9位〕 『思い出のマーニー』 8pt
2014年 103分 監督:米林宏昌
「あなたのことが大すき。」
同率9位が3作品もあるんですよねぇ。
まずはこちら。心を閉ざした少女・杏奈が、療養先の北海道で出会った少女・マーニーとふれあいながら、自分を変えていくお話です。
これなぁ、下手に紹介すると盛大なネタバレに繋がるもんで、なにを書こう……。
ではひとつだけ。終始杏奈目線で描かれているように見えますが、案外そうでもないかもよ?
主題歌です。結構記憶に残る。
〔9位〕 『風立ちぬ』 8pt
2013年 126分 監督:宮崎駿
「生きねば。」
ここ10年で最も高い評価を受けているジブリ作品ではないかと思います。
飛行機に命をかけた男・堀越二郎の半生を描きます。
さすが駿と言いたいのは、これでもかというほど丁寧に描かれた昭和の描写。まぁ、そのひとつである喫煙の描写がちょっと問題になっちゃったんだけども。
最初に二郎の声を聞いた時はこんな顔( ̄□ ̄;)!!になり、「声優誰だよ!」からの庵野監督だと知ってこんな顔Σ(゚д゚;)である。いや慣れたけれども。
愛する人が結核に蝕まれる苦悩。自分の飛行機を戦地へ送らなければならない苦悩。時代という壁に苦しめられる二郎。切なすぎるのです。
主題歌です。名曲だと思う。
〔9位〕 『ハウルの動く城』 8pt
2004年 119分 監督:宮崎駿
「ふたりが暮らした。」
『君の名は。』に抜かれたものの、興行収入歴代3位というなかなか凄まじい記録を持つ作品。
老婆になる呪いをかけられた少女ソフィーと、魔法使いハウルの共同生活を描いたお話。
新たな人生を始めたソフィーは、様々な人物と出会います。彼らはソフィーの心に大きな変化を与え、ソフィーもまた彼らを変えていきます。その登場人物がことごとく魅力的なのよ。
これはね、2回以上観ることを強くおすすめします。
主題歌です。全然覚えてなかった笑。
〔7位〕 『千と千尋の神隠し』 10pt
2001年 124分 監督:宮崎駿
「トンネルのむこうは、不思議の町でした。」
言わずと知れた、興行収入歴代1位の映画です。
監督曰く“ジブリ初・目が死んでいるヒロイン”である千尋が迷い込んだのは、人間が来てはいけない町だった。
描写一つひとつ、セリフ一言ひと言に意味が込められている。トンネルに佇むだるま,名前を書き間違える千尋,振り返ろうとした時に輝く髪留め……。そして坊は存在そのものが一種の風刺であります。
2回と言わず、何回でも観てほしい。
主題歌です。ジブリ作品の主題歌じゃ2番目くらいに好き。
〔7位〕 「となりのトトロ」 10pt
1988年 88分 監督:宮崎駿
「このへんないきものは、まだ日本にいるのです。たぶん。」
同率7位となったのは、ジブリの顔とも言える本作。
観たことない日本人います? ……と思ったら、知らない子が結構いるらしい。
とある姉妹が夏に経験した不思議なお話です。夢だけど夢じゃなかった!
こまで空飛んだり、ん~ばっ!で芽を出したりしてみたいです私も。
主題歌です。エンディングの入りが最高なのよね。
ε=ε=ε= ヾ(*~▽~)ノ
ちなみに、14位~7位の中に、私がベスト5に選んだ作品はありません。いや、どれも好きなんですけれども。
自分で企画しといてあれですが、ジブリ映画で好きな作品を5作品だけ選ぶって……なんて鬼畜なことを!
続く……ソフィーは髪白い方が若い気がする