ー第39回ー 『ターミネーター:新起動/ジェニシス』 (感想) | 3110 - 映画研究会

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 会長の3110です。

 朝食は餅3個。昼食は餅2個。いやぁ、餅は何個食っても飽きないね。

 さて、今日(というか昨日)は餅を食べながら、前から観たかったある映画を観ました。

 

 ※まだ観てないけどこれから観るって人へ。今回の記事はいつもよりネタバレを多く含みます。本作はネタバレなしの方が面白いので、観てからまた来るように。

 ※とは言っても、今回の記事はほとんど「シュワちゃんかっけー」みたいなことしか書いていません。要するにいつも以上に中身がありません。

 

     ε=ε=ε= ヾ(*~▽~)ノ

 

 『ターミネーター:新起動/ジェニシス』 

   

   2015年 125分 監督:アラン・テイラー

 

  ※画像をお借りしています。

 

 本当はシリーズまとめて紹介するつもりだったのですが、『ターミネーター』も『ターミネーター2』もまとめて紹介するとめちゃくちゃ長くなりそうだったので、1作ずつにします。

 

 

 2029年。ついに人間と機械の戦争に終止符が打たれた。

 スカイネットを破壊することに成功した人類だったが、スカイネットは既に1984年に殺人機・ターミネーターを送り込んでいた。解放軍のリーダーであるジョン・コナーの母親、サラ・コナーを殺害するために。

 兵士カイル・リースは自ら志願し、ターミネーターを止めるべく1984年に向かう。タイムスリップの直前、カイルが見た光景は、何者かに襲われるジョン・コナーの姿と、知らない自分の記憶だった。

 1984年。カイルは、謎のターミネーターT-1000と年老いたターミネーターT-800、そして、戦士サラ・コナーに出会う。

 

 

 さて、なかなかよかったんじゃないかなぁと思います。シュワちゃんがかっこよすぎですねまったく。

 何よりも1作目と2作目のリスペクト。序盤のT-800のタイムスリップシーンはもう『ターミネーター』そのままと言ってもいいね。

 それでいて昔のファンもあっと驚かされる展開を序盤から持ってくる。

  

 まさか、こいつがあんな序盤で登場するとはね。T-1000の恐ろしさは第29回にてどうぞ。

 ちなみに『T-2』版↓

  

 本作のT-1000のCGですが、『T-2』の頃のCGに寄せていますね。

 

 あと何と言ってもT-800がかっこよすぎる。

  

 第1作そのままに登場してくれた若かりし頃のシュワちゃんに、

 

  

 「待ちくたびれぜ」と最高にかっこよく登場してくれた中年のシュワちゃんに、

 

  

 渋滞にはまって遅刻したおじいさんのシュワちゃん。

 それにしてもとんでもない字幕ですよこれは。

 

 世界観や舞台設定は第1作『ターミネーター』の要素を多く含みます。序盤では、1作目でカイルの口からサラに語られた未来の話も描かれます。これの後に1作目を観ると、またちょっと違った印象を受けるかもしれませんな。

 そこに「T-800が味方」,「T-1000の登場」といった2作目の要素が絡みます。ターミネーターが味方という事実に戸惑い、信用しないカイルの姿は、2作目のサラとそっくりでしたね。

 ネタ切れ感溢れる新型ターミネーターが登場する点は、3作目に似ていますね。

  

 ぶっちゃけT-1000の方がかっこいいし強そうなんだよなぁ。

 

 新3部作の一作目として作られた本作ですが、残念ながら成績はあまり振るわず、続編の話はなくなりました。

 でまぁ、打ち切りシリーズにありがちな錨が残ってしまったというか、「結局スカイネットより先にT-800を1984年に送ったのは誰だよ」という謎は明かされぬままでした。

 しかし、あれはあれでいい終わり方だったんじゃないかなぁと思います。いいじゃないですか。あんなきれいに終わる『ターミネーター』は観たことないですよ。

 

     ε=ε=ε= ヾ(*~▽~)ノ

 

 『ターミネーター』と『ターミネーター2』に比べるとやはり見劣りするものの、満足できる内容でした。

 キャメロン監督が直々に『ターミネーター』シリーズ6作目を監督すると発表しました。『ターミネーター2』の正式な続編にして、シュワちゃんはもちろん、初代サラ・コナー役のリンダ・ハミルトンも登板するとか。

 製作断念の可能性も十分ありますが、期待しないわけにはいかないでしょう。私は劇場で映画を観ることは毎年数えるくらいですが、これは絶対に観にいかねば。

 

 

続く……1作目を2作目のかませ扱いする奴は私が許しません