ー第37回ー 『ゴースト / ニューヨークの幻』 (感想) | 3110 - 映画研究会

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 会長の3110です。なんか下の方が白くなっていますが、気にしないでください。

 今小説書いているんですが、いっつもいっつもオチを考えずに書き始めてしまって、必ず行き止まりにぶつかります。今まで結構書いてきましたが、完結したのはすごい少ないです。

 そのうちのひとつは検索すれば読めますが、本名がばれるのでここでは書きません。

 

   ε=ε=ε= ヾ(*~▽~)ノ

 

 『ゴースト/ニューヨークの幻』 

  

 1990年 127分 監督:ジェリー・ザッカー

 

 ※画像をお借りしています。

 

 というわけで、『ゴースト』を観ました。

 なぜあんなどうでもいい前振りを書いたかというと、この映画の世界観が私の小説のものとよく似ているんですよ。いやまぁ、そんだけなんですけども。

 

 

 銀行員サム・ウィートは、陶芸家の恋人、モリーと平穏な日々を過ごしていた。

 しかし、そんな日々は突如として終わりを告げる。モリーと夜道を歩いていたサムが、暴漢に襲われて命を失ってしまったのである。

 サムは幽霊となってモリーのそばに居続けるが、彼の言葉はモリーに届かず、姿も見えない。

 そんな中、サムはモリーに危機が迫っていることを知る……。

 

 

 面白かったですよ。私の小説に似ていたからか知らんけど、話にもすごく自然になじめました。

 

 30年近く前に作られた映画にしては、発想が新しくて驚きました。福士蒼汰くん主演の某ドラマによく似ています。

 この映画のジャンルはいろいろです。コメディ,ロマンス,サスペンスにホラー。それらが混ざっているのではなく、それぞれがちゃんと独立していていいですね。

 

 幽霊になってしまったサムはモリーに言葉を伝えるため、ウーピー・ゴールドバーグ演じる(インチキ)霊媒師、オダ・メイと接触します。

 ウーピーはなに演じてもウーピーなんだなぁと思いました。

  

 コメディにサスペンス、なんでもござれのウーピー 

 画面にウーピーがいるだけでなんでしょう、安心感がありますね。

 
 サムの他にも幽霊はたくさんいます。
 ベテランっぽい幽霊がドアの通り方を教えてくれたり、ちょっとヤバい系の幽霊が念力の使い方を教えてくれたり。
 幽霊の体を少しずつマスターし、モリーを見えないところで助けるサム。ご都合主義と言われればそれまでですが、私はこういう展開好きですよ。
 なんかね、木場さんな感じ。開き直る感じ。わかる? わかんないか笑。
 
 自分が周りから見えなくなってしまう、ということは私も考えたことあります。
 なんか楽しそうとか思った時もありましたが、この映画観たら二度とそんなことは思えないでしょうなぁ。めっちゃ寂しいと思いますよ。しかも、こっちには相手が見えるというのがまたキツい。まんまドラえもんの石ころぼうしですわ(ちなみに私は大山さんのドラえもんしか知らん)。
 そしてこの歌を思い出しました↓
  
 

   ε=ε=ε= ヾ(*~▽~)ノ

 

 『お迎えデス!』観てた時、「人体を通り抜ける時って中身見えちゃうんだろうか」とか考えていたんですが、この映画で疑問が解決しました。

 

 

続く……言いたいことは生きているうちに言いましょう