コンタクトレンズは高度管理医療機器です。 本来なら眼科医が処方箋を発行して眼科医の管理下に使ってもら うのですが、日常のケアはユーザーにやってもらうという特殊性 を持ちます。 したがって、正しく使用しないと重大な眼障害を招いて視力障害 を遺す危険性があります。 近年、ネット通販、眼鏡チェーン店、大手薬局、雑貨店などで処 方箋がなくても度数の申告だけで容易にコンタクトレンズを入手 できてしまいます。 コンタクトレンズの合併症やケア方法を十分に説明して定期的な 検診を受けて、その診察に基づく処方が不可欠です。 何の知識がないままコンタクトレンズを入手し、トラブルが起き てから眼科を受診するユーザーが非常におおく、特におしゃれ目 的のカラコン使用者にコンタクトレンズ障害が多いというデータ があります。 軽微な角膜炎、巨大乳頭結膜炎程度なら良いのですが、角膜潰瘍 まで行ってしまうと少なからず視力障害、最悪は失明するような 後遺症が出てしまいます。 必ず、眼科専門医による定期検診を受けましょう! 安易な使用を回避するために当院では小学生はお断り、中学生に は運動部の部活中のみ、高校生以上は定期検診を約束してくれた 方に限定で処方箋を発行しております。 また、初めてのコンタクトレンズの方およびコンタクトの種類を 変更した方は1か月後、安定している方は3か月おきの定期検査ス ケジュールとしています。
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