ぶらっくまーさん -7ページ目

投資のいろは(歴史の転換点)

日銀はやらかしましたね。

 

でもそれを強いたのは匿名のヴェールの向こうで無責任に声を上げた全ての日本人の責任です。今日は旅先で最高の料理と最高の料理の共を満喫したので眠くなっていますが、来週中に日経平均が32000円をつけても驚きません。為替はこのナイトセッション中に146円まで行くでしょう。

 

その状況に対応するためにオプションでポジションをとっくのとうに組んでいます。全てを崩壊させようという愚かな日本人と心中する気は毛頭無いので。むしろそういう人々から徹底的に搾取して物理的に意思決定を出来なくさせることが日本の将来のためになります。

投資のいろは(旅先より)

高原地帯で蕎麦を食べてきました。

 

 

ただここも34度になってます。日陰で。

 

それにしても日経平均はどこまでも下落していきます。今、少しザラ場を覗きましたが、これは安値引けしそうな流れです。退場する人が大勢出るのは間違いないでしょうけれど、この週末は追証の工面に奔走する人も結構いるんじゃないかと思います。正直、私も日銀のあのタカ派のガイダンスは予想外でした。円安を手段を選ばずに止めるということなのですね。

 

例えそれが大不況を招くにせよ。

 

投資のいろは(下げ止まりの気配なし)

現物株に断続的に売りが入っています。

 

ここが底値だという気配を感じられない売られ方です。四半期決算の数字とかそういうものを無視してほぼ全ての銘柄に売りが殺到しています。

 

どこまで下がるのか不明です。

 

先日の植田日銀総裁の質疑応答を受けてのサーベイでは年内中の再利上げを市場参加者の6割以上が想定しているようです。穿った見方ですが、植田総裁は外部からの圧力を受けて、どうなっても知らんぞ、という思いであの会見の発言を用意していたのかもしれません。

 

日本経済はあと10年程度は不景気の時代が続くでしょう。もうそれでも良いかもね。とにかく若い人は日本で財産を残す前に他国の国籍を取ってもっと機会が多く豊かな人生を送れるところに出来るだけ早く移った方が良いでしょう。このブログは10年後にも存在していますが、このエントリーの意味はその時によく分かるはずです。日本に戻らずに片道切符で外に出るべき。

経済に関する覚書(日銀の歴史的愚行)

今回の日銀の利上げは歴史に残る愚行となるでしょう。

 

そもそも黒田&安倍ペアを熱狂的に受け入れた日本人と議会なのですから、元々経済的リテラシーなどゼロなので、そこからの意見など無視すべきでした。基本的に金融を引き締めるというのは景気に対してブレーキとして作用します。今の日本経済は個人消費が低迷を始めており、ここで引き締めをする動機が見つかりません。

 

これはもう日本病と呼んでも良いと思いますが1980年代以降日本では景気が過熱することを極度に怖れます。これは日銀や政府が主導するよりも経済的リテラシーがゼロである大半の日本人が声を上げることで誘発されているので極めて面倒な構造になっています。

 

景気が過熱すると物価が上昇するのですが、賃金上昇は少なくとも初期の段階では偏在して起こるため、平等を強く要求する多くの日本人により景気を減速させようと声が上がるのです。

 

この利上げで為替が円高に動くのは確実です。

 

それで物価は下がるでしょうか?

 

答えはノー。

 

デフレ下で諸々のコストを最終製品に転嫁出来ていなかったものを30年ぶりに転嫁出来るようになってここからゆとりの出来た企業が賃金も上げようかという時、そう易々と商品価格を下げるわけがありません。しかも金利が上昇しているため、企業は一般に資金調達が難しくなります。

 

もし私が20代や30代前半なら可能な限り早く他国の国籍を取って日本国籍を離脱します。日本国籍を持つだけで税の負担が後を追ってくるので。そして今後政府も税収を上げようと躍起になります。

 

年内にもう一度利上げをするという意向のようですが、現在の日本経済はそれに耐えられません。この30年間生産性の悪い企業と労働者を補助金を与えることで市場から退場させてこなかったのが現在の日本です。ここでグローバルスタンダード、それは私が黒田前日銀総裁が就任した時から、そこから逸脱した大規模緩和のようなことをするべきではないと何度も繰り返してきたことですが、そこに一気に合わせようとしたら社会の混乱は相当なものとなります。ただひとつ良いことがあって、これまで大規模緩和をしてその恩恵を受けてきた人々は、このツケを将来世代に払わせることなく残りの全人生の期間を代償を支払うために費やすことになります。

 

これは少なくとも後世からの非難を幾分和らげることにはなるでしょう。

 

ちなみに現在日本が辿っているパス(道)はアルゼンチンの貿易政策の転換とその後の急激な国内産業の衰退とほぼ平仄が合っています。歴史は繰り返さないが韻を踏むというのは今まさに目の前で起こっていることを見ると感慨を込めてその通りだと痛感させられます。

投資のいろは(ナイトセッション)

今開いているナイトセッションの動きが不可解です。

 

これまで先月17日以降の日経平均その他の市場の動きは割と分かりやすいものでした。けれども本日のナイトセッションでの急落は予想していませんでした。一体どういうことでしょう?

 

円高によって輸出関連企業の将来の収益が減り現状のPER16倍の水準、これは確か38000円あたりでしたが、その水準自体が下降して現在の株価の説明がつかないということで投げ売りが発生しているのでしょうか?

 

ちょっとよく分かりません。株価はそこまで先を見通すよりももう少し近い将来の影響を受けるはずです。どういうことなのだろう?

 

フラッシュクラッシュとか、そういうことでしょうか?