エンジンブローなんて然う然うやらかすもんじゃないのに繊細なピアニストでもその経験があるなんて山椒の木くらい驚きである。

身近なところでもインテグラに乗る友人が富士の1コーナー進入で5速から2速に入れて盛大なオーバーレブをさせて壊したくらいか。
この時は推定で最低でも14000回転くらい回ったからオイルの供給が間に合わなくて焼き付いたとかなんだとか。
回転数を計算したのはドライバー本人じゃなく首を突っ込むのが好きなアコードオーナーだけど。
最近だとスバル産のクーペがオイルパンの液体パッキンが原因でブローするケースが何件も発生しているとかしているとか。

さてエンジンの失敗もイタリアンステディファッショナブルファンタスティックマーベラスメカニックのおかげで見事に乗り切り今では素晴らしいコンディションに仕上げられた2号機もサスペンションのセッティングに四苦八苦した時期があったようで過去にはエナペタルのダンパーを使ったこともあるようだ。
エナペタルと言えば「楽しむにはいいけどタイムを出すには…」と言ったショップが頻りにそして執拗に推してきたサスペンション。
それに嫌気がさしたのもあって心置きなくタナベのノーマル形状を選ぶことができたんだけど。

当時は第一次車高調流行期だったもんだから猫も杓子も車高調車高調車高調車高調だったから正しい使い方も知らず分からずで変なことになってたのが多かったなぁ…と思ったらそれは今も変わってないんだよなぁ。


ところでオーリンズといえば当時は本当に走り込んでいる人しか使っていなかった高値の高嶺の花。

ところがやがてそうでもない人たちも使うようになったっけかなぁ。

そんな人たちは「敢えて前下がりにしてる」と口を揃えたように言ってたっけ。


現在使用中のBLOOM JAPAN製車高調はどう考えてもアコードでの実車セッティングなんかやってないはずなのにちょうどいい出来栄え。

注文時にばねを変更しておいたのが大きな要因なのかもしれないけど…ってことだとすごいのはメーカーじゃなくて注文した人間じゃない?